フェルナンド・アロンソいわく、フェラーリはいまだ新車を完全に理解するには程遠いという。
2011年シーズンを通してレッドブルやマクラーレンに匹敵できずに苦戦したフェラーリは、2012年型マシンに革新的なアプローチを採用、"アグレッシブ"なデザインを施した。プレシーズンの初回テスト終了時、アロンソはフェラーリがF2012の20%しか理解できていないと語っていたものの、バルセロナに会場を移した今週のテストでは楽な時間を過ごせているようで満足しているとコメントしている。
とはいえ、マクラーレンとレッドブルはすでにいいベースラインを見いだし、レースシミュレーションに集中しているが、フェラーリは一日あたり50個のアイテムを比較する作業に追われている。
「今でもマシンから情報を取り続けているのは本当。すでに情報は得られているけど、マシンはかなり複雑らしく、挙動についてはまだ理解を深めていく必要がある。でも、昨年初めてレース距離を走ったときのことを思い出せば、僕たちはオーストラリアでレッドブルより1.5秒遅かった。レース距離の走行はいつだって歓迎するけど、パフォーマンスに優れたマシンを手にする方がいいし、遅くて強いマシンよりも信頼性を見つけたいところだね」
さらに、今季の開幕でもフェラーリがレッドブルを追いかける立場になる危機感はあるかと聞かれたアロンソは「どうだろうね。まだそれを言うには早すぎるんじゃないかな。もちろん僕たちの目標はかなり野心的だ。フェラーリにとってはそれが普通。チャンピオン争いに加わりたいならチャンピオンシップの初戦から勝とうとするものだからね」と続けた。
「冬の間はそれが目標だったけれど、現時点で僕たちはたぶん自分たちのポジションをまだ正確に理解していない。きっと最速ではないだろうけど、一番遅いわけでもない。最終テストまで待ってみないとね。オーストラリアは気温がもっと高いし。メルボルンのQ3が自分のポジションを知る時なんじゃないかな。レッドブルがコンペティティブに見えるのはサプライズじゃないさ。ここ2、3年続いていることだし、完ぺきに間違う方が難しいんだから、彼らはいつだってその場所にいる」
「マクラーレンとフェラーリがレッドブルに追いつくためにはもう少し創造性が必要だ。僕はどちらのチームもそれを達成していると思う。マクラーレンとフェラーリは異なるソリューションを選び、きっと方針も違うんだろうけど、最初の結果はメルボルンで分かるし、一番大事なのは(チャンピオン決定戦の)11月だ」


