ヘレステストの後半2日間で新車の基本的な理解をつかみ始めたフェラーリがバルセロナテストでより強さを見せるだろうとフェルナンド・アロンソは確信している。
新車F2012は昨年のF150イタリアから完全に脱却したものであり、9日(木)にはテクニカルディレクターのパット・フライがヘレステストの最初の3日間に満足していないと認めていた。しかし、最終日になってアロンソが1分18秒877でタイムシートのトップに立ち、トラブルによって39周の走行にとどまりながらも、パフォーマンスが低いのではないかとの懸念を和らげた。
アロンソはチームがマシンを理解し始めたところだと語り、バルセロナではより実りあるテストができると予測。そこでマシンセットアップを洗練し、パフォーマンスを解放したいと話している。
「今の段階ではあまりに早すぎると思うね。まだやることはたくさんある。今のところ僕らはマシンを理解し続ける必要がある。まだ本来必要なものの20%くらいしか理解できていないかもしれないし、次のテストで残りに挑戦するよ」
「ここでは空力や定速走行、その他の信頼性のテストに集中したので、セットアップについてはまだやることが多い。でも、セットアップから得るもが多いのも事実だ」
「去年よりテストが一つ減ったから、残念なことにあと2回しかない。だから、バルセロナではコース上での時間を最大に活用する必要があるんだ。それが多分、今日のテストでの唯一のネガティブな要素だよ。9時間あったのに39周しかできなかったから、バルセロナでは100周かそれ以上必要だ。走る中でのあらゆる情報は歓迎だからね」
また、アロンソはヘレステスト序盤でチーム内にややネガティブ声が上がったものの、全体としてはポジティブなものだったと主張。
「オーストラリア(開幕戦)に行くまで、テスト日数の面から言えばまだ長い道のりがある。この4日間での進歩は僕らにとってとても大きなものだった。今と比べて前半のタイムやコース状態がどうだったか分からないし、パフォーマンスやタイムの面ではそうではなかったかもしれないけど、間違いなく僕らがこなしたすべてのテストやマシンへの理解は僕らにとってポジティブなもので、バルセロナにはヘレスよりずっと準備が整った状態で到着するだろう。それは、パットが昨日言おうとしたことでもあるんだ」
「僕らはヘレスにある考えと共にやってきて、実際はその通りにはならなかったかもしれないけど、作業に取り組む中でパフォーマンスを引き出し、3日目と4日目にはこのマシンをドライブすることに満足や信頼度を得られた。バルセロナの初日はもっといい位置からスタートできるはずだ」


