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  • "リアサスペンションは非常に革新的"

ニコラス・トンバジスQ&A

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2011年2月1日

フェラーリF150のチーフデザイナー、ニコラス・トンバジスが新マシンの設計特性について詳細を語った。

新レギュレーションを満たすため、フェラーリのリアエンドは完全に新しくなった © Ferrari
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Q: F150のプロジェクトがスタートしたのはいつですか?

ニコラス・トンバシス: 前のマシンが走り始めた時からだ。昨年の1月末だね。基本的なアイデアをいくつかまとめ、新レギュレーションがメインパーツに与える影響について議論を始めた。風洞を使ったプログラムを計画して新レギュレーションの検証を始めたんだ。

Q: この挑戦で最も重要な部分はどこでしたか?

トンバジス: 昨年とレギュレーションがだいぶ異なるため、このプロジェクトにはいくつかの重要なチャレンジがあった。まずKERS(運動エネルギー回生システム)をマシンに再搭載しなければならない。KERSについては2年前に多くのことを学んだ。だがパッケージは新しくなっているので設置方法は同じではない。それについてはずいぶんと考えなければならなかった。

もう一つの挑戦は今年のF1の新企画の1つ、可動リアウイングだった。ウイングは閉じた通常の状態でパフォーマンスに影響しないものでなければならないが、一方でCD値はできる限り低くしなければならない。予選中やオーバーテイク中のストレートでは可能な限り最高速を出さなければいけないのでね。これは非常に重要なプロジェクトだった。

3つ目の挑戦はタイヤが新しくなったこと。タイヤが変わると重量配分、フロントとリアのサスペンションのほか、空力面などマシンにもいくつかの変更が必要になる。ピレリタイヤは私たちにとって新しいものなので、やることはたくさんある。また今年は空力面においても大きな努力が必要だった。今年はダブルディフューザーが禁止される。そのため非常に高い目標を掲げる必要があったんだ。ダブルディフューザーがなくなることで失われるパフォーマンスを取り戻すという目標だ。

Q: F150で最も革新的な部分はどこでしょう?

トンバジス: マシンにはいろいろと新しいアイデアを投入した。いくつかはわれわれにとって、またF1にとっても新しいものだ。リアサスペンションは本当に革新的だし、リアウイングシステムも同様だ。だがほかにもまだ目新しいものが初戦に向けて用意されている。例を挙げるとリアウイングやエキゾーストに関するものだよ。

Q: プランナーとして、個人的に計画段階での自由度はもっと高い方がいいと感じますか?

トンバジス: そうだね。自由度も欲しいし、時間ももっと欲しい。レギュレーションはどんどん厳しくなっているが、それには理由がある。さもなければマシンのパフォーマンスが上がりすぎるだろうし、F1に掛かるコストは今以上に高くなっていたかもしれない。より洗練されたシステムを作り出すためには、技術的にもっと自由度があった方がうれしいね。またシーズンとシーズンの間にもっと時間があるといい。これほど大急ぎで仕事をこなさなくてもいいようにね。

Q: このプロジェクトで定めた目標には到達できたと思いますか?

トンバジス: そう思うよ。われわれは風洞を使った開発、マシン重量、そしていくつかのサブシステムのパフォーマンスについて非常に高い目標を掲げてきた。自分たちの分析に基づいていえば、これらの目標を達成できたはずだ。特に初レースに向けたマシンには自信がある。とはいえ、レギュレーションは新しく、ライバルたちがどの程度の実力を持っているのか正確に知ることは不可能だ。彼らもまた、高い目標を掲げてきたはずだ。自分たちの成果には自信を持っているが、初レースでマシンがグリッドに着くまでは少々答えにくい質問だね。

Q: 最後の質問です。今年勝つことはご自分の義務だと思いますか?

トンバジス: フェラーリではほぼ毎年そうだよ。そして毎年同じ気持ちだ。良い刺激になるプレッシャーだが、われわれの仕事において休む暇は一瞬たりとも与えられない。

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