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  • "KERSは燃料タンクの内側にある"

ルカ・マルモリーニQ&A

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2011年2月1日

フェラーリのエンジン部門を率いるルカ・マルモリーニが、KERS(運動エネルギー回生システム)を新車F150に組み込むためのフェラーリのアプローチについて語った。

フェラーリ056エンジンはFIAのレギュレーションによって凍結されているが、今年はKERSが追加された © Ferrari
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Q: 2011年に使用する056エンジンの中で手を加えた部分はありますか?

ルカ・マルモリーニ: エンジンは今も"凍結"されているので、エンジンパフォーマンスについて直接的に手を加えることはできない。だが信頼性に関する部分やコスト削減につながる部分についてはいろいろ努力した。信頼性に関しては、2010年にいくつか問題があったエンジンのニューマチックコンセプトに取り組んだ。今年はKERSを再度取り入れることなり、エンジンのフロント部分にかなりの変更が生じた。KERSのための新しいドラッギングシステム、新しいクランクシャフトがあり、冷却や潤滑装置も少し変えなければならなかった。

Q: 2年ぶりのKERS復活ですが、以前のことは記憶にありましたか? 新しくなった点は?

マルモリーニ: 2011年のKERSは2009年と同じ仕様でなければいけない。つまり、パフォーマンスやエネルギーレベルは同じだ。2009年の経験に基づき、より効率的になるよう寸法や重さを減らして再設計した。フェラーリはコスト管理に重点を置いてKERSの計画を立てた。開発関連のコストはすべて削減され、運営コストも分析、縮小されて小規模チームにもKERSが使えるようにした。

Q: クライアントチームがフェラーリの提供するKERSを使えるようになりました。これによるアドバンテージは?

マルモリーニ: コース上のテストの機会が増えるのは常にアドバンテージになる。KERSを扱う上でパートナーやチームらを建設的な方法で活用できることは役に立つ。年間で数ユニットしか使わないものだし、シーズン前のテストも限られているのだからね。そのため、KERSを開発してくれるセカンドチームがいるということはパフォーマンスと信頼性の部分で明らかなアドバンテージだ。

Q: 運営面では今シーズンに向けてどのような準備をされてきましたか?

マルモリーニ: やり方はいつも同じで統合されている。仕事も活動もたくさんある。これまでにもロングランをこなしてきたが、今年はさらに大変だ。エンジンもKERSもギアボックスも、もっと耐久性を高めなければならなくなったからね。われわれは入念な準備をしてきたし、シーズン開幕までに十分な信頼性を確立できると考えている。

Q: 消費に関してはどのような対策を?

マルモリーニ: 消費はパフォーマンス面で最も重要なものの1つだ。さらに今年はKERSが燃料タンクの内側にあることを考慮しなければならない。マシンの長さや幅を抑えたければ、消費量をコントロールすることが冬の開発で最も重要な課題の1つとなる。燃料に関してフェラーリにはシェルという長年のパートナーがいるため、有利だ。

Q: KERSと可動リアウイングの組み合わせで、実際にオーバーテイクは促進されると思いますか?

マルモリーニ: 書類上、そしてわれわれのシミュレーション上はそうだ。システマティックではなかったが、オーバーテイクにおいてKERSがいくらかのアドバンテージになることは2009年に見てきた通り。空力抵抗を減らし、KERSによるパワーが追加されることによってスピードに差が生まれることになる。前にいるマシンが同じ条件でない限り、オーバーテイクは容易になるはずだ。

Q: 最後の質問です。今年勝利することはあなたにとっての義務とお考えですか?

マルモリーニ: もちろんだ。勝たなければいけないと思うし、奮起しているよ。

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