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ドメニカリ、アブダビ後は辞任も考えた

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2011年1月4日 « F1は高価すぎるとトゥルーリ | 今後もロシアからの支援を約束されたペトロフ »
"サッカーでなくて良かった!"と安堵するドメニカリ © Getty Images
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フェラーリ・チーム代表のステファノ・ドメニカリは、2010年のアブダビGPで戦略ミスからフェルナンド・アロンソのタイトル獲得を逃した後、一時は職を退くことも考えたと打ち明けた。

2008年からフェラーリ代表を務めているドメニカリだが、指揮官としてドライバーズタイトルを取るという任務をいまだ達成していない。『La Repubblica(ラ・レプッブリカ)』とのインタビューで、もしF1がサッカーと同じ仕組みだったとしたら、今頃新しい職探しをしていただろうと彼は語った。

「私のことをフェラーリのコーチだと考えている人が多いのは知っている」とドメニカリ。「だが、チーム代表というのは少し違うんだ。これはビジネスであり、私はスポーティング面だけでなく、ほかの事柄も管理しなければならない。すべてを指揮しなければならないため、委任する仕事も多い。とはいえ、2年間にわたって結果を出せなかった以上、ある種の覚悟も当然必要だろう」

「これがサッカーでなくて良かったよ! F1で再建を果たすには何カ月も何年もかかるものだ。その点に関しては会長と株主の方々からの温かいサポートを常に感じている」

フェラーリの怒りを買うことは恐れていなかったものの、アブダビGP後、2日間は眠れなかったとドメニカリは明かし、その間辞任について自問自答を繰り返したという。

「アブダビの後、その問題については個人的に考えたよ。この職にとどまることが正しいのかどうか思い悩んだ」と彼は付け加えた。「私はこれを職務ととらえているし、役職に執着してはいない。だが辞することは間違いだという結論に達した。チームのことを分かっているのは私だし、何カ月もかけてまいた種を刈り取るべきなのは自分なんだ。マラネロの内部は、方法論的にすべてが変わったといっていい。そうしたわれわれのハードワークの成果はすぐにも現れるはずだ」

彼はまた、フェリペ・マッサが冴えないシーズンを送ったのは、2009年に負った頭部の深刻なケガのせいではないと述べた。

「チェックは万全に行っている。あらゆる点で、もちろんドライバーとしてもフェリペは完治した」と主張したドメニカリは、技術的な問題だけでなく、2010年にマッサは時に精神的な面でも苦労していたと反論した。「2011年は優れたマッサが見られるに違いない。このようなシーズンを繰り返すわけにいかないことは、彼も分かっている」

ドメニカリは、フェラーリが来るシーズンで最速のマシンを用意できる立場にあると自信を示す。「(2009年の後)2010年のマシンはゼロから始めなければならなかった。今回は良い位置からスタートできるし、レギュレーション変更もあるので、究極のソリューションを導き出すために、創造力を最大限働かせなければいけない」

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