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アロンソ、チーム戦略を批判せず

Kay Tanaka
2010年11月15日 « 優勝のベッテルがワールドチャンピオン! | 「チームオーダー否定は正しかった」 »
ウェバーとの争いを制するも、タイトルを失ったアロンソ © Getty Images
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アブダビGPで7位に終わったことで、2010年のワールドタイトルを失ったフェルナンド・アロンソは、フェラーリが採用した戦略を批判するつもりはないようだ。しかしレースを終えた今、大きな犠牲を強いられる決断だったと認めている。

序盤に4番手を走行していたアロンソは、リアタイヤのグレイニングを抱えてピットに向かったマーク・ウェバー(レッドブル)を確認し、その2周後となる15周目にピットへ入り、タイヤを交換した。しかし、この判断によってアロンソは4番手から後方に沈んでしまい、最終的には7位という結果に終わっている。1周目のクラッシュで導入されたセーフティカーラップでピットに入ったヴィタリー・ペトロフ(ルノー)とニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が上位に進出したのだが、アロンソはペトロフをコース上で抜くことができなかった。

チェッカーを受けた直後にペトロフに対して手を上げていらだちを見せたアロンソだが、チームに対して不満を示すことは控えている。

「レース後なら、最適な戦略がどれだったのか判断するのは可能なものさ」と語るアロンソ。「もし(早めの)ピットストップを行わなかったらウェバーにオーバーテイクされていたかもしれないし、ウェバーに対応してピットストップを行ったことでペトロフとロズベルグに先を行かれてしまった。でも、すごく難しい判断だったと思う」とも話した。

コース上ではペトロフにオーバーテイクを仕掛けることさえ難しかったと認めるアロンソは、ペトロフが少々手荒にポジションを守ったとほのめかしている。

アロンソは「僕は彼(ペトロフ)に仕掛けたんだけど、彼はまるでチャンピオンシップの最終ラップで僕とタイトルを争っているかのような形で防御してきた。彼はすごく攻撃的だったけど、とてもうまくドライブしていたし、ミスもしなかったね」と語り、ペトロフを称賛してもいるのだ。

シーズンを振り返ったアロンソは、いい1年を過ごせたと感じているようだ。また来年もフェラーリでタイトル争いをすることを楽しみにしているとも述べている。

「(昨年までの)2年間は予選Q3に進むことを争わなければならない難しいシーズンを過ごしただけに、すごくいいシーズンになった。再びレースに勝てるようになり、最終戦までタイトルを争えたんだ。今年は5勝を記録し、勝利数でニキ・ラウダやファン・マヌエル・ファンジオといったF1のビッグネームを越えることができたから、僕にとっては素晴らしいことだよ。このチーム(フェラーリ)なら、将来もチャンピオンシップを争う可能性がすごくあると思っている」

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