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フェラーリにペナルティなし

Kay Tanaka
2010年9月9日 « 2011年カレンダーが決定 | アロンソ、モンツァに自信 »
マッサからポジションを得たアロンソがドイツGPを制覇 © Sutton Images
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8日(水)にフランス・パリで行われた世界モータースポーツ評議会の結果、ドイツGPで犯したチームオーダー問題に対してフェラーリにさらなるペナルティは課されないことになった。

ホッケンハイムリンクで行われたレースの49周目に、先頭を走っていたフェラーリのフェリペ・マッサは2番手だったチームメイトのフェルナンド・アロンソにポジションを譲るよう指示を受けた。マッサ担当レースエンジニアのロブ・スメドリーは無線を使い「フェルナンドのほうが君より速い。この意味を理解できるな?」とマッサに語りかけたのだ。

しかし、チームが順位を入れ替える"チームオーダー"はスポーティングコード第39条1項と第151条c項で禁止されていることから、レース後にフェラーリは10万ドル(当時のレートで約875万円)の罰金を受けた。

しかしFIAは同日の夜、フェラーリに対してさらなる措置は講じないことを発表した。

FIAの声明には「2010年7月25日、ドイツGPにおいてレーススチュワード団はスクーデリア・フェラーリによってレース結果に関するチームオーダー違反があったことを確認し、10万ドルの罰金と世界モータースポーツ評議会でのさらなる検討を行うことを決定した」と記され、こう続けられている。

「世界モータースポーツ評議会の審議会は、2010年9月8日にパリで臨時の公聴会を開催し、本件を討議した。すべての報告、声明、発行された文書を分析した結果、審議会はスポーティングレギュレーション第39条1項に違反したとしてレーススチュワード団が課した10万ドルの罰金を認め、FIAが求めた支払いを徴収することとした」

一方、フェラーリはプレスリリースの中で「フェラーリは、今年のドイツGPの結果に関連して今回の討議で発覚したことについて公聴会がF1スポーティングレギュレーション第39条1項の再考を考えたことに感謝の意を抱き、FIA世界モータースポーツ評議会の決定に注意を払う」と述べ、こう付け加えた。

「これからは今週末にモンツァで行われるイタリアGPに向け、チームがすべてをそのレースに集中することになる」

またFIAもチームオーダー禁止というレギュレーションを見直すことに理解を示しており、今度、チームオーダールールが再考されるか完全に破棄される可能性があるようだ。

FIAは「審議会はスポーティングレギュレーション第39条1項が見直されるべきであり、この問題をF1スポーティングワーキンググループで検討することを決めた」と明かしている。

今回の公聴会には元フェラーリ代表で現FIA会長のジャン・トッドは参加せず、議長は副会長のグラハム・ストーカーが担当した。

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