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アップグレード投入を前倒ししたいフェラーリ

Jim
2020年7月7日 « 「僕は強制していない」とハミルトン | 2021年にアロンソがルノーからF1復帰へ »
© Darko Bandic / POOL / AFP
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フェラーリはハンガリーGPに投入する予定だったアップグレードの一部を今週末に控えたオーストリアでの第2戦に間に合わせたいようだ。

シーズン開幕戦でシャルル・ルクレールが2位表彰台に上ったとはいえ、初戦ではフェラーリマシンがメルセデスやレッドブルのペースに遅れていることは明白であり、グランプリ週末の大半はマクラーレンやレーシング・ポイントと競走していた。

2月のプレシーズンテストで露呈したフェラーリのパフォーマンス不足はSF1000の完全な再考を促した。そのため、もともと予定していたアップグレードを撤廃し、より大幅な変更を施すことになったが、それらはオーストリアのダブルヘッダーには間に合わないと見られていた。つまり、オーストリアGPを戦ったマシンは事実上、プレシーズンテスト終盤に用いられていたスペックと同じだったのだ。

2020年型マシンのペース不足が明白になったことから、同条件がそろう同じサーキットのレースでテスト時のスペックと比較すべく、今週末のオーストリアにできる限り多くのアップグレードを持ち込もうとしている。

6日(月)に発行されたチームの声明には「シャルル・ルクレールの並外れた2位フィニッシュがあったからといって、当然ながら、シーズン開幕におけるスクーデリアのパッケージのパフォーマンスに対する判断の厳しさが軽減されるわけではない」とつづられていた。

「SF1000は今回のイベント前の予想と比較してもそれに達していない。そのため、ここしばらく、開発はすでにフルペースで進められている。ハンガリーGPに予定していた空力パッケージ、少なくとも一部のコンポーネントに関しては来週末(今週末)の投入に前倒しできることを期待している」

「それらの新パーツが上位グリッドとのギャップを完全に埋めるものとは予想していない。ただ、ラップタイムの進歩はチームのポジションアップを可能とし、ドライバーたちにその才能を発揮できるより良い条件を提供できる。加えて、本当の意味ですべてのアップグレードを正確に連続比較できるため、選択した開発の方向性が正しいかどうかを判断できる」

また、フェラーリCEOのルイス・カミレリは問題解決に向けて迅速に対応するチームをたたえている。

「唯一のソリューションは対応すること。マッティア(ビノット/チーム代表)や彼のチームのみんながあらゆるレベルにおいて即座に対応し、取り組んでいることに満足している。明日に用意していたものを今日コースに持ち込むというようなものではないが、来るレースに向けた開発プログラムのスピードも上げていく」

「これぞ、嘆くことなく、気を引き締めて問題に取り組んでいる団結したチームの反応だ。われわれは長期プランの新たなサイクルのスタートにいる。いかなる妨げも、われわれが選んだ道を変えることはない。マッティアとチームが欠点に対処してくれるものと確信している」

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