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女性ドライバー発掘のため、FIAとフェラーリが協力

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© Mark Thompson/Getty Images
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次の女性レーシングスターを見つけるため、フェラーリがモータースポーツ統括団体のFIAとジョイントイニシアチブを立ち上げた。

4年契約の一環として、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)はFIAの"ガールズ・オン・トラック――ライジング・スターズ"プログラムのパートナーとして、12歳から15歳までの女性レーサーを発掘し、スポーツのジュニアカテゴリーで彼女たちをサポートすることになった。

F1世界選手権の決勝レースに女性が参戦したのは1976年のレラ・ロンバルディが最後となっている。彼女は途中で終了となった1975年のスペインGPでハーフポイントの0.5点を獲得しており、F1で唯一ポイントを取った女性でもある。1980年代と1990年代にはデジレ・ウィルソンとジョバンナ・アマティがレースにエントリーしたが、予選を通過することはできなかった。

新プログラムの選定プロセスはFIAのナショナル・スポーツナ・アソシエーションのサポートを受け、4人の選抜候補者リストの中からFDAに加わり、2021年に国際F4選手権に参戦する1人の候補者を選ぶことになる。同様のプロセスは2022年にも実施され、FDAは2年間で2名をドライバープログラムに加える計画だ。

「この革新的なガールズ・オン・トラック――ライジング・スターズ・プログラムでFIAとコラボレートできることを大変うれしく思っている」とフェラーリチーム代表のマッティア・ビノットは述べた。「われわれはモータースポーツで若手の成長を支えることに大きな価値を見いだしている。FDAはすでに10年以上活動を続けてきており、ただ純粋に、そして単純にベストドライバーを選ぶだけでなく、彼らの文化的、技術的、また倫理的教育にも取り組んできた」

「これを念頭に、われわれはオペレーションの範囲をさらに広げ、その中にモータースポーツへの参入を目指す女性の若手を含める努力をすべきだと感じた。実際には彼女たちの参加を妨げる障害などないのだが、この分野に女性が進出することが難しさについては認識している」

「だからこそ、われわれはFIAのイニシアチブに熱意ある反応を示した。われわれならこの素晴らしいスポーツにもっと多くの若い女性たちを案内できると信じている。もしかすると、1976年以来初めて女性がF1世界選手権のレースに参戦する姿が見られるかもしれない」

プログラムはモータースポーツの改善を目指す長期的プロジェクトを対象としたFIAのイノベーション基金のサポートを受ける。FIAウィメン・イン・モータースポーツ委員会の会長で元ラリードライバーのミシェル・ムートンは、2人のドライバーたちがいずれフェラーリでレースウイナーになることを期待したいと述べた。

「FIA ガールズ・オン・トラック――ライジング・スターズはスポーツの草の根レベルにおける巨大な一歩であり、マニュファクチャラーのパートナーとともに、われわれは若手女性ドライバーの発掘、育成、支援のための非常に確かな機会を得ています」と彼女は述べた。「プログラムの最初のパートナーであるフェラーリとコラボレートできるというのはファンタスティックですし、10年にわたる当委員会の活動による進歩の本格的な認知を意味します」

「これは信じられいないほどエキサイティングな複数年契約です。権利を勝ち取った2人には史上初のフェラーリ女性レーサーになってほしいと願っています。そう考えると非常に特別な気分になりますし、ウィメン・イン・モータースポーツ委員会にとって歴史的な瞬間となることでしょう」

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