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サインツが2021年にフェラーリ入りとの情報

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2020年5月13日 « ベッテルが今季限りでフェラーリ離脱へ | フェラーリが低コストの人工呼吸器を公開 »
© Charles Coates/Getty Images
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マクラーレンのカルロス・サインツがセバスチャン・ベッテルの後任として2021年にフェラーリ入りすることが近く発表されると複数のソースが『ESPN』に語った。

12日(火)、4度のワールドチャンピオンであるベッテルとフェラーリは、2020年末で終了する現行契約を延長しないことで合意したと発表した。その空席を埋める最前線にいると目されたのがサインツとルノーのダニエル・リカルドだったが、どうやらフェラーリはすぐさま前者と契約を締結すべく動いたようだ。

サインツの契約はほぼ完了していると『ESPN』は理解している。イタリア紙『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』は、早ければ14日(木)にも移籍発表が行われると報じている。

これが本当なら、2020年でルノーとの契約が切れるリカルドはサインツに代わってマクラーレンに移ることが可能となる。

同名の2度の世界ラリー選手権(WRC)チャンピオンを父に持つサインツは、昨シーズンのマクラーレンで躍進を見せ、ブラジルGPで自身初のF1表彰台を獲得した。フェラーリ移籍が実現した場合、2024年までの契約延長にサインしたシャルル・ルクレールと組むことになる。

どちらかといえば、フェラーリにとっての論理的選択はイタリア人を祖先に持ち、グリッドの中でも需要の高いリカルドだろうと思われたのだが、上昇気流に乗ったマクラーレン入りというのも彼にとっては悪くないはずだ。マクラーレンは2021年からメルセデスエンジンを使用することが決まっている。

一方、ベッテルについては引退という説が今も有力だ。レッドブル・モータースポーツ・アドバイザーのヘルムート・マルコは、在籍中のマックス・フェルスタッペンに触れて、チームが"2人のV"を引き受けることはできないと『Motorsport.com』に述べており、自分たちのドライバープログラム出身で最も成功を収めた秘蔵っ子であるベッテルの復帰を否定した形だ。

メルセデスとルイス・ハミルトンが2021年以降も契約を延長することは既定路線と捉えられている。

メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフ代表は安定した現在のラインアップ――ハミルトンのチームメイト、バルテリ・ボッタスと、ウィリアムズにレンタル中のジョージ・ラッセルを含む――を維持することがプライオリティーだと述べているが、それでもベッテル獲得を完全には否定したわけではない。

「セバスチャンは偉大なドライバーだよ。人格も優れているし、どんなF1チームにとっても財産だ」とウォルフは12日に語った。「将来に目を向けると、われわれが第一に誠意を示すのは現在のメルセデスドライバーたちだ」

「しかし、当然ながら今回の進展(ベッテルの契約)についても考慮に入れる必要がある」

とはいえ、これまでラッセルのためにメルセデスがしてきた投資や、ボッタスがチームメイトになった2017年からチーム内に良いハーモニーが生まれていることを考えると、ウォルフがあえて現チャンピオンのハミルトンの強力なライバルと契約してそのバランスを崩すとは考えにくい。

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