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ウォルフのF1 CEO就任には反対の姿勢を示すフェラーリ

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2019年12月12日 « ベトナムGPがコースレイアウトを変更 | ハミルトン移籍を騒ぎ立てるのは「早計に過ぎる」とフェラーリ »
© GEORG HOCHMUTH / APA / AFP
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F1のCEOであるチェイス・ケアリーの後任に現メルセデス代表のクリスチャン・トト・ウォルフを据えようという動きが少しでもあれば、フェラーリはそれを阻止するつもりだという。

2021年に向けたスポーツの新しい財政規則や技術規則を確定させた後に、66歳のケアリーが退任するとのうわさがあり、ウォルフがF1トップに座るとの臆測が流れている。最近になってワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンが、メルセデスとの契約延長には2021年のウォルフの居場所も関わってくると発言したことから、うわさにさらに火が付いた。

しかし、フェラーリはそうした動きを阻止する構えだ。それはスポーツで最も有名なチームである自分たちには受け入れ難いことだとルイス・カミレリCEOは語る。

「直近の数年で特定のチーム内において活動し、重要な役割を果たしてきた者がF1でそれだけの責任を引き受けるというのは、目に見えようが見えまいが、自動的に利害の衝突を生むことになる」と彼はフェラーリ主催のクリスマスランチに招待されたメディアを前に述べた。「そのため、個人的には良いことでないと考えている」

「われわれの考えだが、もしマッティア(ビノット/フェラーリチーム代表)がチェイス・ケアリーの後任候補だと言われれば、パドックの残りはそれを喜ばないだろう。至って論理的だよ」

ケアリーの後任選びはその親会社であるリバティ・メディアのCEO、グレッグ・マッフェイ次第だとカミレリは言うが、本格的にウォルフが後任候補になった場合にはフェラーリとして声を上げる必要があると述べた。イタリアチームに与えられている有名な拒否権を行使するとまでは言わなかったものの、リバティのトップに対してチームとしてのスタンスをはっきりさせると言っている。

「まあ、拒否権というのは最終手段的なツールだからね」とカミレリは付け加えた。「そういうことになった場合は、リバティの者たち、特にグレッグに対してわれわれの立場を明確にさせてもらうことになる。そして建設的な議論をするだろう」

ケアリーはF1での立場について、短期的な契約であることを認めている。しかし、退陣までのタイムフレームについては語らなかった。

「私は定期的な短期契約を結んでいる」とケアリーは述べた。「キャリアを構築しているわけではないし、この年齢にもなれば長期的な野望などもない。短期的にこの世界を捉えている。F1のチャレンジを楽しんでいるし、できなくなるまではそれに集中するのみだ」

「将来のことを考えると興奮するよ。いずれ私が辞めるか、リバティ側が私に飽きる時が来れば、一緒に今後のことを考える。だが、それを公に議論するというのはおそらく生産的ではなかろう」

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