
マシンの燃料量とチームが申告した量に不規則性があったとして、シャルル・ルクレールのフェラーリマシンがアブダビGPでスチュワードの調査を受けることになった。
ルクレールは1日(日)に行われた決勝レースを3番手からスタートし、同じ位置でチェッカーフラッグを受けて3位表彰台に上ったが、ルクレールがグリッドに並ぶにあたり、FIAは次の内容の声明を発表している。
「ピットレーンを出発する前にカーナンバー16の申告された燃料量を確認した。チームの申告と、実際にマシンに搭載された燃料量には大きな違いがあった。これはTD/12-19に従っておらず、本件をスチュワードに託すこととする」
フェラーリの燃料システムに関しては数カ月にわたって憶測が伝えられており、複数の技術指南によってそのやり方に関するルールが明確化されてきた。
フェラーリの代表者が現地時間19時45分(日本時間24時45分)に呼び出しを受けており、スチュワードと面談することになっている。
レース前に『Sky Sports(スカイスポーツ)』に出演したクリスチャン・ホーナー(レッドブル代表)はルクレールがレースから除外されるだろうと明かしていた。
「彼らが言及した大幅という言葉を興味深く感じている。彼らは"大きな違い"があったとしている。テクニカルレギュレーションは白黒はっきりしている。基本的に、こういったケースの場合は合法かそうでないかだ」
ルクレールが失格になると思うかと問われたホーナーは「そうならない理由が見当たらない」と答えている。
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