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不調のベッテルに信任票を投じるウォルフ、ブラウン

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2019年9月13日 « ウィリアムズがメルセデスとのエンジン契約を延長 | コレアはまだICUに、容体は「わずかに改善」 »
© Andrej ISAKOVIC / AFP
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F1パドックの中でも最大級の影響力を持つクリスチャン・トト・ウォルフとロス・ブラウンの2人がセバスチャン・ベッテルの復活を請け負う信任票を投じた。

ベッテルはもう1年以上勝利がなく、昨年のドイツGPで先頭を走りながらクラッシュして以来、目立つミスが続いている。そのレースを最後にチャンピオンシップをリードしたことはない。

4度のワールドチャンピオンにとってさらに状況を難しくしているのは、フェラーリのチームメイト、シャルル・ルクレールが決定的なブレークスルーを果たしたことだ。ルクレールはベルギーGPで初勝利を挙げると、その7日後にはイタリアGPでフェラーリにとって2010年以来となる勝利をもたらした。

対照的にベッテルはベルギーを4位で終え、モンツァでは論議を呼ぶランス・ストロールとの事故を起こしてしまった。アスカリ・シケインでスピンを喫したベッテルはコース復帰する際にレーシング・ポイントのドライバーにぶつかり、10秒のストップ&ゴーペナルティとペナルティポイントを科されて1戦の出走禁止処分へと近づいてしまっている。

トラブル続きのベッテルだが、メルセデスのクリスチャン・トト・ウォルフは彼が近いうちに復調することを確信している。

「深い意味はないが、彼を侮らない方がいい」とモンツァのレース後、ウォルフは述べた。「彼は4度のワールドチャンピオンだ。偉大な者たちと優れた者たちとの違いは、偉大な者たちは再び立ち上がることができる点だ。彼はそれができると私は信じて疑わない」

「このところ悪いレースが続いたが、そろそろ彼が本来ふさわしい場所に戻る能力が生かされるだろう。(イタリアは)確かに彼にとってひどい1日だった」

2000年代初めにフェラーリ黄金期を築き、現在はF1モータースポーツ部門のマネジングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ベッテルにベストな状態を取り戻させることがイタリアチームの責任だと考えている。

「ベッテルがこのスポーツ屈指の偉大なドライバーなのは間違いない。だが、このタフな時にあって、彼が現在欠いているように見受けられる自信を取り戻すためには、どうしてもチームのサポートが必要だ」とブラウンは述べた。「マシンの開発をプッシュするのと同じように、それはこれから数週間のマッティオ・ビノット(チーム代表)のプライオリティとなろう。簡単なことではないが、2020年のことを考えるなら、それは決して欠かせないことだ」

ブラウンはさらに付け加えた。「レースで起きたことは彼1人の責任だ・・・ドライバーが誰であれ、チームがどんなに良い状況であろうと、一番のライバルが常に自分のチームメイトなのは避けられない事実だ」

「セバスチャンは幾分、レッドブル最後の年となった2014年と同じような気分を味わっているのかもしれない。驚異的なペースを出す若手のダニエル・リカルドが同じチームにやってきた時だ」

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