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シューマッハのF2002がオークションへ

Jim
2019年6月18日 « フェラーリ、カナダGPでのペナルティの再調査を申請 | Honda、フランスGPでPUをアップグレード »
© Sutton Images
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F1で最も物議を醸したと言える勝利に貢献したマシンが、今年のアブダビGPでオークションに出品されることになった。

フェラーリがチェッカー目前でルーベンス・バリチェロに対し、ミハエル・シューマッハに勝利を譲るよう命じた2002年オーストリアGPはF1ファンの記憶に焼き付いていることだろう。

この年、圧倒的なシーズンを過ごしたシューマッハにとってオーストリアの優勝は5勝目となったが、バリチェロは信頼性のトラブルに悩まされ、それまでの5レース中1戦しかフィニッシュできておらず、ファンはバリチェロへの裏切りだとして憤慨。

チームオーダーが禁じられたのはシューマッハが圧勝で5度目の戴冠を達成した同シーズン終盤のことだ。

シューマッハがオーストリアで乗り込み、イモラとマニクールでも優勝を遂げたフェラーリF2002――シャシーNo.219――は11月30日(土)にオークションにかけられる。また、今シーズン最終戦の舞台となるアブダビではこれ以外にも複数のマシンがオークションに出品されることになっており、現フェラーリドライバーのセバスチャン・ベッテルがサインを入れた1990年型フェラーリF40も含まれている。

F2002が落札されて発生する収益金は、シューマッハが頭部に重傷を負った2013年のスキー事故後に創設された『Keep Fighting(キープ・ファイティング)』基金に寄付される。

『RM Sotheby's(RMサザビーズ)』のオークションはF1パドッククラブの施設にて開催され、オークションに先だって出品されるマシンがホームストレートおよびピットレーンをパレードすることになっている。

RMサザビーズの自動車スペシャリスト、オリバー・キャメリンは「ミハエル・シューマッハのF2002、シャシーNo.219は本当に特別なマシンだ。V10時代にロリー・バーンが手がけた最後の作品のひとつであり、優勝を重ねてシーズンを圧倒するさまは、まるで誘導ミサイルのようだった」とコメントした。

「その結果、F1史において最も圧倒的だったF1マシンの1台となり、実質的に新品同様の究極のフェラーリスーパーカーF40と共に出品されるにふさわしい」

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