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フェラーリが異議申し立ての意向を示す

Jim
2019年6月10日 « 苦しい週末を乗り切ったライコネン | クビサ、グリップが足りず「プッシュできない」 »
© Dan Istitene/Getty Images
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フェラーリはシーズン第7戦カナダGP決勝レースでセバスチャン・ベッテルの勝利を奪ったスチュワードの裁定に関して上訴する意向を示した。

ベッテルはジル・ビルヌーブ・サーキットで最初にチェッカーフラッグを受けたものの、70周で争われたレースの48周目に発生したインシデントを受けて5秒のタイムペナルティが科せられており、最終結果はルイス・ハミルトン(メルセデス)が優勝、ベッテルが2位となっている。

ハミルトンの接近を許したベッテルはターン3でミスを犯してコースオフ、ターン4のエイペックスをショートカットしてコースに戻ろうとしたところ、ターン4を通過してきたハミルトンに急接近してしまった。この一件を審議したスチュワードはベッテルが安全性に欠ける状態でコースに復帰し、ハミルトンをコース外(ウオール側)に押しやったと判断している。

無線でペナルティを科せられたことが伝えられると、ベッテルは「(スチュワードが)僕らからレースを奪おうとしている」と不満を訴えた。

レース後、フェラーリは今回の裁定に上訴する意向を認めている。上訴の意向を明らかにすることで、正式な異議申し立てまでフェラーリは96時間の猶予を得る。異議申し立てには事案を議論するための新たな証拠を提出することが望ましい。

ベッテルにペナルティを科すとしたスチュワードの声明では以下のように説明されている。

「スチュワードは映像証拠を検証し、ターン3でコースを離れたカーナンバー5(ベッテル)がターン4で危険な方法でコースに復帰し、カーナンバー44(ハミルトン)をコース外に押しやったと判断した。カーナンバー44は接触を避けるために回避行動を取らなければならなかった」

レース終了後ほどなくしてFIAが発行したスチュワードの書簡でも、FIA国際競技規約第15条、および、FIA裁判および懲罰規定第9条1項1号に基づき、フェラーリには「特定の裁定」に関して上訴する権利があると記されている。

厳密に言えば、フェラーリはスポーティングレギュレーション第38条3項に定められたペナルティに対する上訴は認められないが、同第38条1項に従い、違反そのものを検証する裁定――例えば今回のように、危険な方法でサーキットに合流し、ハミルトンをコース外に押しやったとする見解――に対しては不服申立てが可能だ。

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