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「スピンは僕のミス」と謝罪するベッテル

Jim
2019年4月1日 « 1-2フィニッシュも課題はあるとメルセデス | 痛恨のトラブルも前を向くルクレール »
© Clive Mason/Getty Images
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セバスチャン・ベッテルは最終的にバーレーンGP優勝のチャンスをも逃すことになったインシデントについてフェラーリに謝罪した。

57周で争われたレースの38周目、ルイス・ハミルトン(メルセデス)から2番手のポジションを守ろうとしたベッテルは中速のターン4でマシンのコントロールを失い、スピンを喫してしまう。当時、ハミルトンとサイド・バイ・サイドのバトルを展開していたが、メルセデスとの接触はない。ベッテルはこのスピンでタイヤを傷め、バイブレーションが発生したことでフロントウイングが脱落、走行は続けられたものの緊急ピットインを強いられた。

ベッテルはポジションダウンを喫したのみならず、レース終盤にラップリーダーだったシャルル・ルクレールのマシンがエンジントラブルに見舞われた際、そのチャンスをハミルトンとバルテリ・ボッタスのメルセデス勢に最大化させることにもつながった。

深く悔やむベッテルはスピンの責任をすべて背負い、無線で「ごめん、みんな。僕のミスだ」と謝罪。

「僕もびっくりしたけど、リアを失ったんだ。もう取り戻せなくて。本当にごめん。テレビで見たことについてはよく分かっていないけど、シャルルには心から同情する。どうかシャルルに伝えて。最高のレースを戦ったし、本当に力強かった。君が勝つはずだった、って」

2018年の出来事があるだけに、今回のスピンはベッテルの考え方に関する憶測を生むだろう。ベッテルは昨季、5度目の世界選手権制覇を遂げる最高のチャンスがありながら、多くのミスで取りこぼしている。中でもドイツGPで先頭を走っていたにもかかわらず、クラッシュを喫してしまったことは大きかった。

「正直、プレッシャーと関係があるとは思っていない。確かに、ルイスと戦っているときは前に居続けることが目標だったし、それが狙いだった。突然リアを失ってびっくりしたし、スピンしてしまったときにはもうすでに遅かった」とレース後に語ったベッテル。

「もちろん、もう一度見て、間違いなく自分のミスだったし、あの時、あのスピンがなければ僕らのレースはもう少しマシだったかもしれないと思うけど、それでも、難しいレースだったし、僕の方は課題がたくさんある。今週末はマシンのフィーリングが良くなくて、特に昨日と今日がそうだったから、幸運が必要だ」

「チームの観点から言うと、2週間前から良い前進を遂げられている。前向きになる理由はたくさんあるし、僕は基本的に楽しみにしている。もちろん、今日は満足していないし、今日はうれしくもないけれど、水曜日にはテストでマシンに乗れるからとてもうれしいし、試したいことがたくさんあるんだ」

また、フェラーリ代表のマッティア・ビノットはベッテルを養護し、次のようにコメントした。

「セブがすでに話したように、あれはミスだったし、ミスについて議論する必要はないと思っている。われわれは常にバトルを繰り広げており、そのために取り組んでいるのだし、決して容易ではない。結局のところ、いつだって起こり得ることだと思う。ドライバーたちを励ます必要があるはずだ。ドライバーたちは最高の結果を成し遂げようと限界までドライブすることでそうなっているのだから。セブもまさにそうしようとしていた」

「彼が言ったように、改善するためにはバランス面で課題があり、われわれは今もマシンについて学んでいるところだ。来週にはバーレーンで数日のテストがある。中国に向けた準備に有益となるだろう。したがって、その点ではすべて良いことだと思っているし、われわれはそれに集中していきながら、改善できることを願っている」

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