Ferrari

/ News

  • フェラーリ

フェラーリの希望を乗せるSF90が登場

Me
2019年2月15日 « 謙虚な姿勢で新シーズンに挑むマクラーレン | 序盤はベッテルを優先するとフェラーリ »
© Ferrari
拡大

王者メルセデスの牙城を切り崩し、10年待ち続けたタイトルを取り戻すというフェラーリの希望を乗せて走る新車が発表された。

イタリア、マラネロで開かれたイベントでイタリアチームの新車SF90がベールを脱いだ。新たに契約したシャルル・ルクレールとセバスチャン・ベッテルの2人のドライバーたちも登場している。その能力を高く評価されるルクレールはフェラーリアカデミーのメンバーとして長く在籍し、昨年ザウバー(今年からアルファロメオ・レーシングとなった)で素晴らしいルーキーシーズンを過ごしてフェラーリへと昇格した。

フェラーリが最後にタイトルを獲得したのはコンストラクターズ選手権で優勝した2008年。最後のドライバーズタイトルはキミ・ライコネンがチャンピオンに輝いた2007年だ。昨年は近年の記憶では王座奪還に最も近づいたという印象だが、ベッテルや戦略部門のミスが続き、チームは大きな痛手を負った。またもタイトルを逃したことでレース運営の再編が促され、チーム代表だったマウリツィオ・アリバベーネが1月に退陣し、技術部門のトップだったマッティア・ビノットが後任に就いた。

2019年はエンツォ・フェラーリが最初に会社を創設してから90周年の記念の年にあたり、今年ことは何としてもメルセデスを止めようという並々ならぬ意欲が全体にみなぎっている。もしメルセデスが今年もタイトルを制するようなら、記録の上でもフェラーリが1999年から2004年にかけて打ち立てたコンストラクターズタイトル6連覇という大記録に並ぶことになる。

© Ferrari
拡大

新車のフィロソフィーについてビノットは次のように説明した。「2018年のスタートから、われわれは本当に優れた功績を上げた。これは昨年のマシンの発展であり、革命ではない」

「シンプルに水準を上げようと努力した。レベルを上げ、可能な限り極限を目指した。明らかに分かりやすい変更点もいくつかある。例えばフロントウイングは技術規則によって前回とは変更されている。だが全てのディテールを見てもらえれば、われわれが非常にハードにプッシュしようとしたことが分かるだろう。ロールフープは非常に小さく、スリムだ。後部のボディワークも極めてスリムになっている」

「これらは全てを総括して仕事がなされたおかげだ。水面下なので目には映らないが、パワーユニットのインストレーション、パッケージング・・・多くの努力がなされており、最終的な形はそうした全ての努力の結果だと思う。気に入っているよ」

フェラーリCEOのルイス・カミレリもビノットへの熱烈な支持を表明した。

「マッティア・ビノットに導かれ、われわれは自分たちの歴史の中でエキサイティングな新章を始めようとしている」と彼は述べた。「マッティアはすでにフェラーリで四半世紀ほどを過ごしてきた。その間の彼の輝かしいキャリアは、その類いまれなる能力とリーダーシップのスキルを証明するものに他ならない」

「彼は裏の裏までスクーデリアを知り尽くしている。彼こそが優れたチームプレーヤーであり、決断力を持ち、有能で、全てのレベルで大きな違いを作り出そうと心に決めている。彼ならばスクーデリアをこれまで以上に高い場所へと導いてくれると私は心から確信している」

© ESPN Sports Media Ltd.