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ベッテル、レッドブルのアドバンテージはタイヤが鍵

Jim
2018年10月27日 « 難しい初日だったと声をそろえるザウバー勢 | 「今日はいい感触だった」とアロンソ »
© Mark Thompson/Getty Images
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フェラーリのセバスチャン・ベッテルはメキシコGP初日にレッドブルが示した大きなアドバンテージはタイヤの使い方が理由だと語った。

ベッテルは2回目のフリー走行で4番手にとどまり、同じセッションでトップタイムを記録したレッドブルのマックス・フェルスタッペンに1.234秒遅れている。今シーズン、金曜日のフリー走行では一発の速さに関してメルセデスとフェラーリがレッドブルを上回ることが多かったものの、メキシコの初日はそれが逆転した。

メキシコシティは海抜2,250mと高度が高いため、今週末の逆転現象を引き起こした最大の要因と考えられている。空気が薄く、すべてのマシンがダウンフォースの大幅減を強いられており、ハイダウンフォースのパッケージが特徴のレッドブルのアドバンテージに働いているようだ。

空気中の酸素が不足していることでタイヤのオーバーヒートも起きやすく、ダウンフォース不足のマシンがスライドし始めれば状況はさらに悪化する。ベッテルはマシンをコース上にとどめておけるレッドブルマシンの持つ力が最大のアドバンテージをもたらしていると指摘しつつも、ライバルチームはタイヤ温度をコントロールするのに苦戦しているとも語っている。

「たぶんレッドブル以外ということになるんだろうけど、タイヤに関してはみんながリミット状態だったと思うし、スライドを軽減しようと必死だったと思う。難しいのはグリップがまったくないこと。だから、滑りまくる。空気がかなり薄いせいでグリップやダウンフォースがあまりない状態だと、タイヤを機能させられないし、タイヤが機能しないとものすごく厄介だ」

「だから、ラップタイムであれだけの大差がつくことがある。うまく走れないとペースがかなり遅くなるんだ。明日はうまくまとめることが一番の仕事になるだろう。予選では1周になるだろうからね。ハイパーソフトは少し楽ではあるけれど、ラップの最初から最後までクリーンなバランスを取り続けるのが難しい」

土曜日に行われる予選で、フェラーリの予選エンジンモードはルノーパワーを搭載するレッドブル勢とのギャップを縮めるのに十分だと思うかと問われたベッテルは「明日は誰もが少し上げてくるだろうけど、僕たちはできるだけ速く走れるようにトライしている」と答えた。

「鍵はタイヤになると思うし、ストレートで時速2kmか3kmくらい多く出せてもそれが決定打になるとは思わないけど、タイヤを適切なウインドーに入れられれば、ここでは0.3秒、0.4秒、0.5秒のゲインになるから、ラップタイムとしては大きいし、そっちの方がはるかに重要になると思う」

また、前戦のオースティンで古いスペックのパーツに戻して大幅なパフォーマンス増を達成したフェラーリは、今週末も最新アップデートを使わないことにしたようで、ベッテルは次のように付け加えている。

「僕たちにとっては興味深いセッションだったし、たくさんのことを学んだと思う。僕たちは古いパッケージでいく。午後は予選とレースに向けてマシンを整えた。キミ(ライコネン)のロングランはそれほど悪くなかったけど、一発の速さはバランスをうまく引き出すのに苦戦しているし、タイヤの力をすべて引き出すのにも苦戦している」

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