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なぜザウバーとの問いに「いけない?」とライコネン

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2018年9月13日 « ハースF1、紳士協定を破ったルノーを非難 | フェラーリに余計なプレッシャーは感じないとルクレール »
© Lars Baron/Getty Images
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来年から古巣ザウバーに戻ることが発表になって以来、初めてメディアの前に現れたキミ・ライコネンは、普段の彼を知っている者なら誰でも予想する通りの反応を見せた。

今週初め、フェラーリは今季限りでのライコネンの離脱を公表。続いて彼が2001年にF1キャリアをスタートさせたチームに復帰するという驚きの発表があった。2007年のワールドチャンピオンは40代になってもF1でレースを続けることになる。

シンガポールGPを週末に控え、この移籍話は記者会見の焦点となったが、ライコネン自身は自身の動きがこれほど注目されることに困惑した様子だった。

以下が会見でのやりとりだ。

Q: 何が起きたのか、そして、来年の移籍を決めたのはなぜなのかを説明してもらえますか?

ライコネン: 何があったかなんて知っているはずだ。説明する必要なんてない。こうなっただけのこと。前に何度も言っているけど、これは僕が決められることじゃないし、最終的に判断したのは僕じゃないよ。その後の出来事については僕が選んだことだけどね。これが結論だよ。少なくとも結論は出ている。

Q: フェラーリを去るのはあなたの判断ではないとのことですが、ザウバー入りを決めたのはご自身ですよね。なぜ、そうすることを決めたのですか?

ライコネン:いけない?

Q: チームについてのお考えは? 現状、フェラーリとザウバーの間にはかなり大きなパフォーマンスの違いがあると思うのですが・・・。

ライコネン:クルマなんでみんな全然違うじゃない(笑)。全チームを考えたら、今年、同じレベルのクルマはそう多くない。ずっとそうだ。将来どうなるかはこれから分かる。

Q: パフォーマンスについては何か知らされていますか? なぜ戻ろうと思ったのかを教えてください。

ライコネン:そりゃ僕が行きたいから・・・(笑)なんでそう難しくしたがるの? 純粋に彼らがどこで終わるかなんて、僕もあなたたち以上のことなんて知らないよ。どうなるかは僕にも全く分からない。そんなの誰にも分からないよ。想像するしかない。僕には僕の理由だけで十分だ。他人がどう考えるかなんてどうでもいい。自分の理由に満足できている限り、僕はそれでハッピーだ。

Q: では、レースへの情熱はまだ残っているんですね?

ライコネン:いや、そうでもないよ! ただ、考えてみればいい。こうして僕がサインしたのに、不満を抱えたまま2年も過ごすつもりかどうかを。

Q: そうですか、キミ、心境をありがとうございました・・・。

ライコネン:(薄笑いを浮かべ)別にいいさ。

【移籍の決め手】

そんなライコネンも移籍に至る経緯については自身の言葉で明らかにしている。フェラーリの決断を彼が知ったのはイタリアGP――ポールポジションを獲得し、2位でフィニッシュした――の最中だった。ザウバーとの交渉を開始したのはその後だという。

「僕はモンツァで知った」とフェラーリがジュニアドライバーのシャルル・ルクレールを昇格させることについて彼は述べた。「過去の経験で知っている人たちがいたから、基本的にはその後でいろいろ動き出したんだ」

ザウバーでキャリアを終えるという考えはもともとあったのかとの問いに彼は答えている。「いや、ずっと考えていたわけじゃない。どうなるかなんて分からないし、たまたまこうなっただけ。ずっと前からそこに戻る計画があったとは言わないよ」

自身の競争本能がこの決断を後押ししたのだとライコネンは述べた。

「レース、ただそれだけ。他の仕事じゃない。僕はこれまでずっと、自分が正しいと思った時にやめると言ってきた。そういう気分じゃなければ来る必要なんてない。週末の中で僕が一番楽しんでいるのはレースなんだ。僕らがここにいる理由はそれだよ。ドライブするためにいる。たった1つの理由だ。僕らにとってはそれが普通のこと」

「昔みたいに週末の大部分ではなくなってしまい、少し変わってしまった部分もあるけど、僕にとってはそれが唯一の理由。それに伴う他の部分も常にそこにあった。パッケージの一部になっているんだ。いいことばかりのパッケージなんてそうそうないから、それはOKだよ。僕らはお互いのことを知っている。いつもと同じ質問に、いつもと同じ答え。だから、そんなに難しくない」

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