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ドイツGP決勝レースでチームメイトのセバスチャン・ベッテルに道を譲るよう要請された場面で質問を繰り返したことについて、キミ・ライコネンはチームの無線メッセージが明白でなかったからだと明かしている。

多くのドライバーが最初のピットストップを終えた後、ライコネンがラップリーダーに躍り出たものの、早い段階でタイヤを交換したライコネンはゴールまでにもう一度ピットインする予定だった。1ストップ戦略を採用して10周多く第1スティントを走ったベッテルはライコネンの後方で隊列に復帰し、チームメイトとの接近戦を展開。

ライコネンを追いかける格好となったベッテルは無線で「あほらしい」と訴え、エンジニアにライコネンのマシンから生じる汚れた空気の影響でタイヤ温度が上がりすぎていると報告した。その後、これまでチームオーダーに従ってきたものの、今年末でチームを去ることになりそうなライコネンはフェラーリのピットウオールに対し、順位を調整してほしいのであれば率直に伝えてほしいと要求する。

38周目にフェラーリのチーフエンジニアを務めるジョック・クレアが無線に登場してライコネンに指示を伝え、次のやり取りがなされた。

クレア:キミ、ジョックだ。気づいていると思うがタイヤをケアしなければならない。2台ともタイヤをケアする必要がある。君たち2人は別々の戦略だ。君の戦略はわずかに違っており、われわれは君にセブを抑えてほしくないと思っている。ありがとう。
ライコネン:しないよ、でもごめん、もうちょっとはっきりしてほしいんだけど・・・僕にどうしてほしいの?
クレア:失うタイムをできる限り少なくしてほしいが、できるところで(ベッテルに道を譲ってほしい)。セブはもっと速く走る力があるものの、タイヤを傷めてしまっており、それは君も同じだ。われわれはタイヤをケアしなければならない。
ライコネン:彼を先に行かせてほしいってこと? はっきり言ってよ。

ライコネンは後に、フェラーリがドライバー間に調整している協定を考えれば、フェラーリのオーダーが明白でなかったと説明している。

「うん、僕らには特定のルールがあるんだけど、あんまりはっきりしなかったから。僕はスピードがあったし、レース中にはストップするには理想的じゃないところでちょっとヒヤッとすることがあった。結局、それほど大きく変わらなかったけど」

「雨でトリッキーなレースだったし、いくつかの場所ではかなり滑りやすかった。周回遅れのマシンと一瞬やばいかもって場面があって、相手はザウバーだったんだけど、ブレーキング中に起きてバルテリに抜かれてしまったし、簡単なレースじゃなかった。フィニッシュできてうれしいよ。ちょっとがっかりだけど、今日はこれで満足しておく。次にがんばるよ」

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