Ferrari

/ News

  • FIA

FIAがヘイローミラー禁止の理由を説明

Me
2018年5月17日 « 多忙さもいとわないのはWECが「楽しいから」とアロンソ | 私がマクラーレンのリーダーだとブーリエ »
© PIERRE-PHILIPPE MARCOU/AFP/Getty Images
拡大

フェラーリがスペインGPでヘイローに取り付けたリアミラーのマウント構造は禁止された。

フェラーリはバルセロナでコックピット安全デバイスの両サイドにウイングレットを付加したミラーを設置し、これまでで最もクリエイティブなヘイローの活用法を披露した。チームの説明によると、この構造はドライバーの視認性を補助するためのものとのことで、レギュレーション内でそうしたデザインが認められているはずだった。

彼らとしては、バルセロナのレース前にどこまでが許容範囲なのか、十分な説明を受けたと感じていたようだ。

「僕らにとっては単純な話だよ。よく見えるようになった」とベッテルはグランプリ後に説明した。「それが移動させた理由だった。ヘイローを使って最初のショート合わせをした1年の初めからすでに問い合わせをしていたんだよ。それをヘイローに移したら、後ろで起きていることが見やすい位置に設置できるから、可能かってね」

「ウイングレットについては、他のみんながミラーにしているのと同じことを僕らもしているだけ。レギュレーションに穴があるんだよ。僕が説明する必要はないはずだ。あれがダメだって言うんなら、みんなミラーの一部を変えなきゃならないはずだ」

大きく意見の食い違いっている部分は、ミラー自体の上部に位置し、マシンのリアにスムーズなエアフローを作り出すような曲線を描く第2のウイングレットだ。モータースポーツ統括団体であるFIAはそれによる空力的ゲインが大き過ぎると感じたようだ。

F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、フェラーリがレギュレーションで許容できるとみなされる範囲を超えて解釈してしまったと述べた。

「そこに論争があるとは考えていない」とホワイティングは述べた。「"マウンティング"という言葉に対する自由な解釈だと思う。そうでなければ合法とは考えないだろう。その上部のエリアにはいかなるボディワークも認められていないのだからね」

「決め手は、われわれがそれをマウンティングと解釈するかどうかだ。われわれとしてはどうもそうとは思えないので、それについて行動を起こすことになる」

「われわれは数週間前に(技術指令の)書類を送り、ヘイローにミラーを取り付けるということが原則として認められるのかどうかという複数の他チームからの質問に答えた。答えはイエスであり、そこにいくつかの条件を与えている。1つに、それはマウンティングでなければならないと明記した。ただの解釈の問題だよ。われわれとしては、あまりに根拠の弱い解釈には納得できないというのが実感だ」

17日(木)にFIAは明確化のための声明を発表し、今後のデザインは、チームたちに"付帯的、または少なくとも最小限"の利益をもたらすものでなければならないと述べた。また、ヘイローからのマウンティングはいかなる場合でも2つのことを満たさねばならないと強調している。

a) マウンティングシステムに意味のある構造的貢献をもたらすこと。複数のマウンティングを使う場合は物理的テストによってこれを証明し、われわれを納得させるよう求められる場合もある。

b) マウントはミラーハウジングのロアーおよび/またはインボード面にすること。

声明にはさらに次のように付け加えられている。「FIAは現在施行されているミラーに関するルールがパーフェクトでないことを認識している。近い将来、2019年の変更に向けて満場一致のサポートが得られるよう、ミラーポジション、マウンティング、視認性等についてより完全なる一連のルールを提案できるよう努力していく所存だ」

© ESPN Sports Media Ltd.