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ベッテル、ペース不足の原因はタイヤにあらず

Jim
2018年5月16日 « 129周を走破したグロージャン、「かなり生産的な1日」 | マッサがベンチュリと共にフォーミュラE参戦 »
© David Ramos/Getty Images
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15日(火)、テスト作業のため、再びカタロニア・サーキットを走行したフェラーリのセバスチャン・ベッテルは先週末のスペインGPにトレッドを薄くしたタイヤを用意したピレリの判断は正しかったと語った。

スペインではレース週末を通してメルセデスがフェラーリのペースを上回っていたことから、ピレリが投入した新しいタイヤがメルセデスに有利に働いたのではないかとの見方もあった。ピレリは同じカタロニア・サーキットが舞台だったプレシーズンテスト中にオーバーヒートやブリスターが発生したことに基づいて今回の決断を下している。バルセロナのコースは冬の間に再舗装されており、新しくスムーズな路面が摩耗を減らしたことが関係していた。

タイヤはラバーが乗ればより熱を維持できるようになり、通常の摩耗レベルでない場合、タイヤの表面はバルセロナの高速コーナーを通過する間に非常に熱くなり、ブリスターを起こし始める。FIAとの合意の下、スペインGP、フランスGP、イギリスGPに関してはレースでの再発防止のため、タイヤのトレッドを0.4mm薄くされることになった。

バルセロナテスト初日にレースペースが不足した理由を探ったフェラーリとベテルは、トレッドが標準型のソフトとミディアムのタイヤセットに加えて、薄いトレッドのタイヤを比較。トレッドが厚いタイヤの方はオーバーヒートの兆候が確認されており、セッションを終えたベッテルはスペインGP決勝レースで標準タイヤが使用されていれば問題が悪化していただろうと認めた。

「かなり単純だと思う。こういう決定はよくあるけれど、再検証するチャンスはほとんどない。でも、今日はそれができたし、結果は日曜日に標準タイヤを使っていたら、きっともっと悪化していただろうってこと。だから、適切な判断だった。他のみんなと同じタイヤウエアや寿命にできなかったのは僕らのせいだ」

また、ベッテルによると、フェラーリはスペインGP週末に抱えた問題を解決しようと、バルセロナテスト初日の時間を改善作業に生かしたとのことだ。

「比較作業のできるテストをやれたことはよかったし、いくつかアイデアも得られたと思う。このアイデアを現実にできるかどうかは僕たち次第。タイミング的にも良かったと思っている。僕たちにとってはダメな週末で、十分な速さがなかったし、速くなかった以上に、タイヤを長くもたせるのに苦労していたから、そういうことはリンクするものだし、再検証できたことはよかった。ここから行動を起こせるかどうかは僕たち次第だ」

「外から見ていても彼ら(メルセデス)の方が力強い週末を過ごしていたのは明らかだし、大きな問題も抱えていなかったけれど、僕らは自分のこと、自分たちのマシンや問題に集中して調べていかないといけないから、きっとまた強くなれる」

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