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フェラーリのF1撤退に懐疑的なアガグ

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2018年1月11日 « デンマークでのグランプリ開催に前向きなケアリー | 今年はコース外でも「火花が散る」とブラウン »
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フォーミュラEのアレハンドロ・アガグCEOは最新のフェラーリのF1撤退発言について、単なるビジネス的な駆け引きに過ぎないと考えている。

イタリアチームは昨年11月、リバティ・メディアがスポーツの将来的な青写真を明らかにした後、それに異を唱えて撤退も辞さない考えを示唆した。2021年に向けた新エンジンレギュレーションが不満だった様子で、社長のセルジオ・マルキオンネは自分たちにとって望ましい状況でなければスクーデリアは"プレーしない"と言い出した。

やがて、撤退に加えて独立シリーズの立ち上げまでほのめかし始め、F1上層部に自分たちの警告を深刻に受け止めなければ、"火遊びのリスクを冒す"ことになると通告している。しかし、アガグはマラネロから出てくるノイズは、彼らがF1の方向性を決める次のラウンドに向けた切り札を用意しようとしているという程度に受け止めるべきだという。

「彼らがそう(撤退を示唆)するのは、この瞬間にF1内で交渉のために有利な立場を得るためではないかという気がする」とアガグは『ESPN』に語った。「近々、新契約についての交渉でもあるのだろう。だから、あれは本気の動きというよりは戦術的な動きなのだと思う」

今週初めにロンドンで行われたイベントで『ESPN』の取材に応じたアガグは、モータースポーツとして2040年まで存続可能な形態はFEだけになるかもしれないとの考えを口にした。F1の現ワールドチャンピオンでドイツ自動車大手のメルセデスは、すでにDTMを撤退して2019年に電気シリーズに参戦する計画を発表済みだ。またフェラーリもFEには関心を示しており、数年以内にはシリーズに関与する"必要がある"と述べている。

ところがこれに対し、アガグはこれまで一度もフェラーリ参戦の可能性について協議したことがないと打ち明け、近い勝利にそうした動きが起きることはないとの見通しを示した。

「私はこれまでセルジオ・マルキオンネともフェラーリとも直接話したことが一度もないし、フィアットはあまり電気化には力を入れていないグループだ。たぶん、いずれは来るだろうが、彼らの場合は時間がかかるだろう。もちろん、われわれは彼らを歓迎するよ。だが、すぐに実現することはないと私は見ている」

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