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ブラウン、フェラーリの悪夢に同情

Jim
2017年10月11日 « フォース・インディア、ランキング4位確保までレースはさせない | アロンソがPUフル交換でTCとMGU-Hが10基目 »
© Manuel Goria/Sutton Images
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かつてフェラーリのテクニカルディレクターとして活躍し、現在はF1マネジングディレクターを務めるロス・ブラウンが2017年シーズンのタイトル争いの望みを打ち砕く"悪夢"の時間を過ごしたフェラーリの痛みに理解を示した。

シーズン終盤のフライアウェイ戦に突入してからの3戦で散々な時間を過ごしてきたフェラーリはホームグランプリのイタリアGP以降、わずか22ポイントの獲得にとどまっている。コンストラクターズ選手権の争いからはほぼ脱落しており、ライバルのメルセデスが早ければUS GPでタイトルを決めてしまう可能性がある。また、ドライバーズ選手権を戦うセバスチャン・ベッテルの希望もほとんど消えかけている。

わずか6週間前のベルギーでは7点リードしていたベッテルだが、シンガポールGPのスタート直後に僚友キミ・ライコネンとレッドブルのマックス・フェルスタッペンが絡むクラッシュを喫してリタイアしたのを皮切りに、マレーシアではエンジントラブル、日本ではスパークプラグの故障に見舞われ、今やルイス・ハミルトン(メルセデス)に59点差をつけられてしまった。

ミハエル・シューマッハ時代のフェラーリ黄金期を支えたことで知られるブラウンはフェラーリがシーズン残り4戦に向けて再編成し、冷静さを保つべき時だと述べている。

F1の公式報道声明の中でブラウンは「フェラーリにとって今回のアジアシリーズは本当の悪夢になった。さまざまなチームで直接、こういった種類の信頼性問題を経験したことがあるので、すぐさま大勢の人々が激務に耐えなければならなくなることがどれほど痛手か私には分かる」とコメント。

「難しい時期にあるフェラーリに同情する。チームは信じられないほどのプレッシャーを受けており、地元では特にそうだろう。落ち込むのは簡単だ。ただ、冷静さを保ち、目下の目標に集中することがカギになる」

2017年シーズンに復調を遂げ、これまでに4勝を記録したフェラーリは2014年にV6ターボエンジン時代に突入して初めてメルセデスに挑める初のチームとなっていた。ブラウンはチャンピオンシップ制覇に失敗したとしても、フェラーリは自らが成し遂げた今年の偉業に満足できるはずだと指摘する。

「シーズンが終わったとしても、フェラーリは2017年に成し遂げた成果に満足すべきだ。ハイブリッド時代になって初めて、メルセデスはタイトルを争う力を持ったライバルに対面した。フェラーリはずっと競争力を発揮しているチームであり、ここ数週間のトラブルはその事実を打ち消すものではない」

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