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戦略についての説明を受け入れたフェルスタッペン

M.S.
2017年5月30日 « ピレリがカナダGPのタイヤ配分を発表 | 代役のバトンに次戦3グリッド降格処分 »
© Mark Sutton/Sutton Images
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レッドブル代表のクリスチャン・ホーナーはモナコGPの戦略の裏にあった思考を理解する機会を得たマックス・フェルスタッペンにもはや悪感情はないと述べた。

ピットストップで僚友ダニエル・リカルドに対して1つポジションを失ったフェルスタッペンは、5位でレースを完走している。4番手を走っていたフェルスタッペンは比較的早い段階だった32周目に3番手バルテリ・ボッタス(メルセデス)をアンダーカットすべくピットへ向かうも、1周後にメルセデスも同じカードを切ってレッドブルの戦略を阻止してしまった。

タイヤ交換を38周目に引き伸ばしたリカルドにはフリーな状態でプッシュする機会があり、結果としてフェルスタッペンおよびボッタスの前に出ている。当時、4番手から5番手に落ちたフェルスタッペンはチームに無線で"なんて[ピー音][ピー音]最悪だ"と毒づいたものの、ホーナーはレースの最後にはフェルスタッペンが落ち着いていたと明かした。

「もちろん、マシンの中で感情が高ぶっているときには(怒っているのも)当然で、彼は後ろにいたチームメイトが前に出て、表彰台にこぎつけたのを目にしたわけだ。だからこそ彼は無線でエキサイトしていた」とホーナーは言う。

「しかし、事実を振り返り、いかにして、そしてなぜああいった状況になったのか把握した彼にはシナリオを理解することができ、今日は彼にとってうまくいかなかったが、彼に追い風が吹く日もあるとことを分かっている」

ホーナーによれば、フェルスタッペンを早い段階でピットに入れたのはセルジオ・ペレス(フォース・インディア)のペースにヒントを得たものだという。ペレスはダメージを受けたフロントウイングを交換すべく、16周目にピットインしてスーパーソフトに履き替えた。

「われわれはセルジオの実に印象的なアウトラップを見て、ただ何もせずにバルテリの後ろにいるよりは、"OK、トラフィックが近づいている。トラフィックにひどく影響を受けているマシンがいるぞ"と思った」

「フェラーリがパフォーマンスに若干の影響を受けているのが分かったので、アンダーカットでいくことにした。ピットレーンでマシンがきちんとしていて、パーフェクトなストップができ、始動に問題なければ・・・。われわれはピットレーンで1秒ほど遅れてしまったようだ。ピットストップではなく、ピットレーン自体でだ。したがって、それが違いを生んだ」

フェラーリのキミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテルの順位がレッドブルと同じような状況においてコース上で入れ替わったため、両チームが片方のドライバーの有利になるようにしたのではないかとの推測が沸き起こった。ドライバー2人ともを満足させておくためにはレース後にチームの決断についてはっきりした説明をすることが重要だとホーナーは話している。

「何が起こったかについて透明性が保たれているとドライバーが感じられる限り問題ない。12カ月前のことを忘れないでほしい。(ピットストップの影響で勝利を失った)ダニエルは非常にフラストレーションを抱えた状態でここに座っていた。しかし、オープンかつ率直に事実について説明されれば、インテリジェントなドライバーなら誰でもそれに対処できると思う。透明性と事実の伝達、それが常にわれわれのポリシーだ」

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