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フェルスタッペンはやり過ぎたとベッテル

M.S.
2016年8月29日 « いつか大事故が起きるとライコネン | 優勝争いを断念したハミルトン »
© Mark Sutton/Sutton Images
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フェラーリのセバスチャン・ベッテルはベルギーGP決勝がスタートした直後のターン1でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がしかけてきた動きは"ひどく冒険的"だったと感じている。

スタートで出遅れたフェルスタッペンがターン1でフェラーリの2台のインサイドに突っ込み、チームメイトのキミ・ライコネンとフェルスタッペンのアウトサイドにいたベッテルはスピンを喫してしまった。ポールシッターのニコ・ロズベルグ(メルセデス)と戦うには絶好の位置にいるように見えた3人だが、接触によって全員がトップ争いから脱落している。

アウトサイドにいたベッテルは接触の前にもう一台のフェラーリの前に出かかっており、インサインドのライコネンが見えなかったと話した。フェルスタッペンはフェラーリコンビにクラッシュの責任ありと主張していたものの、ベッテルはフェルスタッペンの動きが成功することはなかっただろうと考えている。

「僕のスタートはすごく良かった。僕の前にいた人たちの中でベストだったと思う。ニコが前にいたけれど、そのすぐ後ろの2番手で最初のコーナーに向かっていた。そのとき、ターンインでマシンのほぼ半分くらいが前に出ていたから、キミはほとんど見えなかった。正直なところ、彼はもう死角にいたんだ・・・」

「マックスについて言えば、今見る限りでは一つのコーナーでポジションを2つ取り戻そうとする動きはひどく冒険的だったと思う。そのせいでキミがターンインできなかったし、僕があの集団をリードして決定づけていたところをフォローできなかった」

「後から言うのは簡単。僕がもっと後からターンするとかワイドになっておくとかすれば、2人だけが接触して僕は免れることができただろう。問題はあのコーナーで3台は無理ってこと。僕自身やキミが影響を受けたように、インサイドにいる人間がトラブルを引き起こすんだ」

また、レースの後の段階においてフェルスタッペンからレ・コームでアグレッシブな防御を受けたライコネンは、無線メッセージでフェルスタッペンを罵倒している。さらに後の段階では、フェルスタッペンとポジションを競っていたベッテルも同じコーナーでワイドに飛び出すことを強いられた。フェルスタッペンはベッテルに対して同じ動きを繰り返し、ベッテルは再びワイドになってコース外を走らされていた。

個人的にはフェルスタッペンに何ら悪い感情は抱いていないことを明確にし、アグレッシブなスタイルに敬意を払っていると語りながらも、ベッテルはスパでのフェルスタッペンはやりすぎたと考えている。ベッテルが言及しているのは、フェルスタッペンが間近にピットストップを控えながらも、自分とのバトルの中であまりにも頑固にポジションを守ろうとしているように見えたことだ。

「これについては批判しても正しいと思う。過剰にやるのは間違っているよ。僕は彼と仲良くやっている。彼が好きだし、アグレッシブさも好きだ。それは彼の強みだとも思う。でも、僕が彼とレースしているときに直面する、特にブレーキングでの特定の動きについては、正しくないと思うんだ」

「そこはおそらく言っておかなきゃいけない部分で、彼は理解する必要があるけれど、あのレースではいろいろなことが起こっていたし、結局のところあんなことをするのは賢くない。僕も彼も大きくタイムロスしたし、彼はもうすぐピットに入るところだったんだ。だから、彼のレースは僕と不必要なバトルをするだけで3秒か4秒失われていた。僕の方がはっきり速かったし、いずれにせよ後のラップで彼を抜いていた」

来週末のモンツァで開かれるドライバーのブリーフィングでこの問題を持ち上げるつもりか聞かれたベッテルは次のように答えた。

「今じゃないけれど、マックスと話してみるよ。彼によっては良い日じゃなかっただろうし、僕にとっても良い日じゃなくて、キミにとっても良い日ではなかったからね」

「でも、僕はペナルティを科す人たちのファンじゃない。学ばせるやり方じゃないでしょ。僕らはお互いに話し合い、互いに敬意を払わなきゃならないんだ。彼の振る舞いには、フィールドの他の人たちが満足に思わないものがいくつかあったと思う。もう言ったように、一番良い方法は教えることであり、メディア上で論争を巻き起こして別々のチャンネルを通じて話すことじゃない。僕らは男だし、お互いの前に立って話し合うのがベストなのさ」

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