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ベッテル、「死を正当化するものなどない」と反発

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2016年7月29日 « ハローについてドライバーたちの見解分かれる | アリソン離脱の影響は大きくないとベッテル »
© Andre/Sutton
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どんなにハローに反対しようとも、"死を正当化"することは決してできないとして、セバスチャン・ベッテルが重要な投票を前に結束しないドライバー仲間に反発した。

F1のストラテジー・グループは議論を呼んでいるこのコックピット安全デバイスを2017年に採用するかどうかの投票を行っている。採用が決まればF1史に残る大きな決断になるだろう。28日(木)の記者会見で出席者のドライバーたちの間でも意見は分かれた。ロマン・グロージャンなどは自分に投票権があれば反対すると述べている。

しかし、ベッテルは同僚たちがハローに反対意見を述べることにいら立った様子で、ドライバー間で行った投票ではデバイス賛成派が圧倒的だったと反論した。

「ちょっとびっくりしているよ。その時は僕らの方向性ははっきりしているものだと思っていたのに」とベッテルは述べた。「ドライバー間で投票を行ったんだ。その時は90から95%が賛成していたから、何で急にこういう展開になったのか分からない。大多数がそう言っているという間違った印象を与えてしまいそうで心配だ」

「僕らも見た目は好きじゃないよ。でも、死を正当化できるものなんてこの世に存在しないじゃないか。僕らは常にコース上の出来事、インシデントから学んで改善しようとしてきた。これは人類の歴史上、僕らが初めて学習したことを示しながらも、変わらずにいられるチャンスだ。どうするかは僕ら次第だと思う。そうでなければ相当なばかだってことになるよ」

ブダペストでFIAはドライバーたちにプレゼンテーションを行い、これまでのようなインシデントでハローがあれば、生還率が17%向上していた可能性が高いことを強調した。これを聞いてルイス・ハミルトンは反対派から容認派に意見を変えた。決定の主導権を与えられているのはチームだが、FIAは結果にかかわらず導入を強行すべきだとベッテルは考えている。

ドライバーではなくチームに投票権が与えられていることに不満はあるかと聞くと、彼はこう語った。「それは、最終的にはFIAが好きなようにできるはずだ――安全性の見地から彼らは自分たちの希望を通せる。メッセージは明白だと思う。ドライバーからのフィードバックは、点在する一部の例外を除いてかなりはっきりしていたはずだ」

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