
フェラーリはモナコ出身のシャルル・ルクレールがドライバー育成プログラムに加入したことを明かすと共に、F1に初参戦するハースF1で活動していくことも発表した。
昨年、フォーミュラ3を4位で終えたルクレールは2016年シーズンからARTを駆ってGP3を戦うことが決まっている。フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)によると、詳細は未定ながら、フェラーリがパワーユニットを供給し、技術提携も結ぶハースF1でルクレールが何かしらの役割を担うとのことだ。
声明には「(ルクレールは)ハースF1チームに登録され、スクーデリア・フェラーリの開発ドライバーとしても活動する」と書かれている。
ハースF1のチーム代表を務めるギュンサー・シュタイナーはルクレールの役割については今も話し合いが行われていると説明し、今季の金曜フリー走行に参加する可能性も否定していない。
「これに関してはフェラーリと今も話し合っている。近いうちに報告できると思うが、まだ話し合っているところだ。(金曜日に関しても)議論している」
また、もう一人、FDAに加わったドライバーがいる。その名はジュリアーノ・アレジ。元フェラーリドライバーでF1優勝経験もあるジャン・アレジの息子だ。ジュリアーノはトライデントチームからGP3に参戦する。
その他、FDAにはイタリア出身のアントニオ・フォーコと中国人の周冠宇が在籍している。
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