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ドライバー決定には期限ありとフェラーリ

M.S.
2015年6月22日 « 危機は脱したとアロンソ | ホーナー、ルール変更にブラウン登板を提案 »
タイミング悪くクラッシュを喫したライコネン © Sutton Images
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キミ・ライコネンのシート維持へ向けた歩みはオーストリアで再び後退している。

契約に含まれる2016年の"オプション"を有効にしようとプッシュするライコネンだが、レッドブル・リンクでは予選で苦戦し、決勝レースではスタート直後に激しいクラッシュを喫してしまった。

ライコネンは前戦カナダGPでもスピンで表彰台のチャンスを失い、チーム代表マウリツィオ・アリバベーネの怒りを買った。

スチュワードの決定ではペナルティが下されることはなかったものの、マクラーレンのフェルナンド・アロンソはライコネンがホイールスピンでマシンコントロールを失った後に衝突したと延べている。

アリバベーネはクラッシュの正確な原因は分からないと認めた。

「最初に見たときにはフェルナンドがキミに接触したのだと思ったが、それは真実ではなかった」

フェラーリのレース後リリースでは、アリバベーネはライコネンのことに一度も触れていない。

アリバベーネは記者らに対し、「残念ながらフェルナンド側からのオンボード映像がなかったので、キミを信頼する必要がある。彼はホイールスピンしたと言っているから、そういうことだ」と語った。

詳細はまた別として、フェラーリが将来について熱い議論を重ねている状況で、ライコネンにとっては最悪のタイミングで起こったクラッシュではあった。

いつセバスチャン・ベッテルのチームメイトをいつ決めるかについて、アリバベーネは「われわれと彼(ライコネン)の双方にとって適切な時に」と答えた。

「昨日や今日(オーストリアで)起こったことについて決めるわけではない。もちろんわれわれに期限はあるが、それがいつかを明かすつもりはない」

ライコネンにとってもう一つ良くない材料としては、カナダとオーストリアのできごとをフェラーリ社長のセルジオ・マルキオンネが直接目撃したことだ。

マルキオンネは21日(日)、「キミはワールドチャンピオンであり、過小評価すべきではない。彼はチームに多くのものを与えてきたし、今も与えている」とコメントした。

「彼は今のところ難しい状況にあるが、われわれは彼をサポートするためにここにいる」

一方でマルキオンネはイタリア『Corriere della Sera(コリエーレ・デラ・セラ)』に「彼の将来は彼次第。彼はリザルトをもたらすのか、それともあきらめるのか決めなくてはならない」と語ってもいる。

タイトル経験者のジャック・ビルヌーブはフェラーリが最終決定を急ぐことはないとの見解だ。

「キミには他に行けるような良いチームがないし、フェラーリはそれを知っている。であれば、彼とのサインを急ぐことがある?」

また、ビルヌーブはライコネンの後任候補筆頭であるウィリアムズのバルテリ・ボッタスにも疑問があると話した。

「彼(ボッタス)はいくつか素晴らしいレースをしたけれど、ときどきフェリペ(マッサ)の後ろにいる。彼は速いドライバーだが、キミよりも上かな?」

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