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完璧なイタリア時計のようだとアリバベーネ

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2015年3月29日 « 周回遅れに傷心のリカルド | ダウンフォースを失っていたライコネン »
© Sutton Images
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マレーシアでセバスチャン・ベッテルが優勝争いに絡めることを疑っていなかったというチーム代表のマウリツィオ・アリバベーネだが、1勝しただけでフェラーリは浮かれすぎてはいけないと呼び掛けている。

完成された戦略と4度のワールドチャンピオンであるベッテルのドライブによって、フェラーリは2013年のスペインGP以来の勝利を手にし、冬の間の進歩を確実なものにした。チームを率いてわずか2戦でフェラーリをポディウムの頂点に復活させたアリバベーネは、ピットウオールでの統制されたチームの仕事ぶりに感銘を受けたという。

「昨日の予選には満足な部分もあり、またそうでない部分もあった」とアリバベーネはキミ・ライコネンのQ2落ちを招いたタイミングのミスに言及した。「だが、セブ(ベッテル)のマシンは上位にいた。私は常々、この世界の人々はなぜオープンに話をしないのか疑問に思っていたんだよ。それで、今朝はブリーフィングを行ったんだ。その中で私は戦略を理解し、一つ一つのスライドを確認していった。しやってエンジニアと話をしたら、突然レースが非常にクリアになったんだ。だから、"なるほど、これならうまくいきそうじゃないか"と言ったんだ」

「皆の統制は素晴らしかったし、セブの仕事は驚異的だった。キミのことも祝福しなければならない。不運ではあったが、彼も最後尾から良い仕事をしてくれた。レース中、私は今朝のブリーフィングのことを考えていたんだ。統制のとれたスタッフ、ドライバー、エンジニアの動きを見ていて、まるでスイス製の時計のように正確だと思った。ただし、この場合は正確なイタリア製の時計だね!」

冬の間にアリバベーネは2015年に2勝したいと述べていた。わずか2戦で目標の半分を達成したことになるが、彼はわれを忘れてはいない。

「いま一度現実に戻る必要がある。私はシーズン前に2勝したいと言った。これで1勝、つまり2勝のうちの1つを手にしたわけだが、早すぎる勝利というのは時としてアドバンテージになることもあれば、ディスアドバンテージになることもある。地に足を付けよう。メルセデスはやはり強敵だよ。何度も言っているように、われわれはプログラムに従う」

「なぜ感情を表さないのかと何人かに聞かれたが、答えは今言った通り――今朝のブリーフィングのことを考えていたんだ。スクリーンのデータを見て、一つ一つ確認していたんだ。レースが進むにつれて、確信したよ。チームを見ていたらつい感傷的になってしまった――2人のドライバーたち、特にセブがヘッドフォンで叫んでいたときにはね。だが、一番の理由はマラネロの人たちのためにだ。この数カ月、彼らは死にものぐるいで働いていた・・・本当に驚くべきことだよ」

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