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セパンの好調を説明するアリソン

Jim
2015年3月29日 « トラブルによるリタイアで複雑な気分のアロンソ | 周回遅れに傷心のリカルド »
© Sutton Images
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フェラーリのテクニカルディレクターを務めるジェームス・アリソンは2週間後の次戦中国GPでマレーシアの再現ができるとは思っていないようだ。

29日(日)に開催されたマレーシアGPでは優勢と言われたメルセデスを抑え切ったセバスチャン・ベッテルとフェラーリが2013年スペインGP以来の勝利を達成。高温のセパンでフェラーリは実際にメルセデス以上の速さを示したものの、気温が下がる中国での優勝は大きなチャレンジだとアリソンは言う。

フェラーリとメルセデスの比較を問われたアリソンは「私は方程式の半分を知っているに過ぎない。自分たちのマシンだけだ。われわれにはクーリングに優れたパッケージがあると分かっているし、それは風洞施設と設計オフィスにいるクーリング担当チームの力によるところが大きく、彼らがかなり革新的なパッケージに仕上げてくれた。そのおかげでこれだけ厳しい気温の中でもうまくやれているのだ」とコメント。

「ここの路面はかなり荒くて熱いのでタイヤにはハードだが、タイヤにうまく対応できるマシンがあるので幸いだ。方程式の逆サイド、メルセデス側が抱えている問題が何なのかは分からないが、ここで成し遂げたほど印象的な仕事をしようと思えば中国では身を粉にして働かなければならないだろう」

メルセデスはフェラーリよりも高いタイヤデグラデーション率に苦しんでいたが、アリソンはフェラーリのレースペースが優れていたと述べつつも、ベッテルがセーフティカー中にメルセデスの前に出るチャンスがなければハミルトンを上回れたかどうか確信がないと明かした。

「レースでわれわれが彼らより速かったと言えるのはほんの少しだと思うが、メルセデスがトラフィックにはまって身動きが取れなかった時、彼らは自分たちより1.5秒遅いマシンを追い抜くのが難しいと分かったはずだ」

「つまり、おそらく今回のレースに当てはめるとわれわれがそうだったように、0.1秒ないし0.2秒速いだけでは、オーバーテイクにつなげるのがかなり難しい。その差を2台のオーバーテイクにつなげるのはスーパーハードだ。彼ら(メルセデス)は戦略を分けるチャンスがあったので、少なくともうちの1台には勝っている。セーフティカーが比較的に痛手のない方法でわれわれに彼らを追い抜くチャンスを与えてくれたと思っている」

また、アリソンは開幕戦の結果がわずかにメルセデス側に偏っていたと話した一方で、フェラーリがさらなる準備を進めているとしてライバルチームに警告を発した。

「メルボルンではメルセデスがかなり圧倒的で、前が開けた状態でも彼らに匹敵することができなかった。グランプリ週末の最初のセッションから勝利を狙えるように、自信を持ってレース週末に挑めるまで、まだかなりやるべきことがある。ただ、期待のできる開発プログラムを進めているので、まだパフォーマンスはかなりつぎ込めると思う」

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