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ライバルたちもF1の未来図を提示せよとフェラーリ

M.S.
2015年2月24日 « ブリアトーレ、「エンジン選手権」に苦言 | ルノー、ドライバビリティの改善に力 »
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今月始めに未来のF1マシンのイメージ図を公開したフェラーリが、ライバルたちにも同様のコンセプトカーをデザインするよう挑んでいる。

F1の将来の方向性について話し合いが行われる前、フェラーリは2枚の画像で将来のF1マシンのイメージを提示した。フェラーリはその姿がテクニカルレギュレーションの最小限の変更で実現できると主張したものの、その後のF1コミッションではマシンの美観にかかわるレギュレーション上の変更は早くとも2017年まで行われないことが決まっている。

このコンセプトカーは衰退するF1人気を懸念しているフェラーリ代表、マウリツィオ・アリバベーネの称賛を受けた。アリバベーネはこう述べている。

「あのマシンは挑発だった。われわれが将来に到達しうる現実と遠くない挑発だ。他のチームが彼らの独自のビジョンを生み出すと予測している。なぜなら、"うちのクルマはそっちよりいい"とか、"うちの方が早かった"などという議論がないのなら、クレイジーだからだ」

「私はすべてのチームにコンセプトカーを創造するよう要請したい。この方法でわれわれは何かを動かし、そのままの状況を安定させていく。それが挑発だった」

「1月の終わりにわれわれがマシンを披露した際、私はこのマシンがセクシーに見えると言った。それについて話す誰もがセクシーに見えると言った。それは、このように口から出てきた言。私にとって"ベッラ(イタリア語で『美しい』)"とか"クール"と言う方が簡単だった。あのセンテンスは私の心から発し、口を通って出てきたのだ」

レッドブルがゲーム『グランツーリスモ』のためにデザインしたコンセプトカー © Sutton Images
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近年、多くの主要マーケットでF1のTV視聴率は下がり、空席の目立つグランドスタンドを前にレースが行われてきた。アリバベーネはF1がティーンエイジャーの注目を狙い、プレイステーションやXboxのレースゲームよりもエキサイティングなものを目指さなければならないと考えている。

「他にわれわれと競り合っているのは、ゲームに登場するマシンだ。18歳の若い男に1時間ゲームをする方がいいか尋ねれば、彼らはグランプリを見るよりそちらを好むだろう。それがわれわれのライバルであり、マシンの外観は非常に重要だ」

アリバベーネはブラバムやマクラーレンの伝説的なデザイナーだったゴードン・マレーの名を挙げながら、F1はエンジニアたちにチャレンジを創出するべきとの考えを述べた。

「ゴードン・マレーが出演している番組を見ていて、彼のデザインの解釈がとても興味深かった。彼の言ったとてもおもしろいセンテンスがこれだ。"現在のルールで私が自分の仕事を楽しめたかは確信できない。制限が多すぎるので"」

今は効率の高いシティカーのデザインに携わっているマレー © Sutton Images
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