Ferrari

/ News

  • フェラーリ

ベッテルにフェラーリは重荷

Me
2014年10月22日 « マイケルがシーズン末で退職 | チーム所有権のないケータハム新オーナー »
フェラーリのプレッシャーは他とは比べものにならないとシューマッハの元マネジャーは言う © Sutton Images
拡大

ミハエル・シューマッハの元マネジャー、ウィリー・ウェバーは、苦境に立たされたフェラーリチームをセバスチャン・ベッテルが立て直し、F1の伝説的ドライバーであるシューマッハの成功を再現することに疑いを抱いている。

シューマッハとフェラーリの巨額の契約を仲介した"ミスター20パーセント"として知られるウェバーは、4度のワールドチャンピオンであるベッテルの性格にはあまり適さない任務ではないかと心配している。

フェラーリはUS GP前にも、フェルナンド・アロンソの離脱とベッテルの加入を発表する見通しだ。

1996年、当時現役チャンピオンだったシューマッハがマラネロチームに移籍した。それから5年以内にフェラーリはF1の支配者としての地位を確立した。

しかし、ウェバーはドイツ誌『Auto Bild(アウト・ビルド)』にこう語る。「セバスチャンはマイケル(シューマッハ)よりずっと繊細だ」

「何かがうまくいかないときのフェラーリのプレッシャーは他とは比べものにならないほど大きい」

「いつも、"Friede, Freude, Eierkuchen(平和、喜び、パンケーキ/ドイツ語で全て順調を意味する)"とはいかない。政治の渦巻く世界だ」

「フェルナンド・アロンソに対処できなかったのなら、他の誰にもできないだろう」とウェバーは述べた。

まだ少年だったベッテルを見いだし、F1のスターダムへと押し上げたレッドブルのヘルムート・マルコ博士も、最大のライバルに奪われることになった27歳の秘蔵っ子がシューマッハの伝説的な功績を模倣することは難しいと考えている。

「マイケルは無制限でテストができた時代と、タイヤパートナーのブリヂストンとの密接な協力関係の恩恵を受けた」とマルコ。

「これらはもはや存在しないアドバンテージだ」と彼は付け加えた。

同様に、ベッテルではアロンソに太刀打ちできないと考えるのはアロンソと親しいドライバーのロバート・クビサだ。

「ベッテルはフェルナンドほど強くないと思う」とクビサはイタリア放送局『Sky(スカイ)』に述べた。「フェルナンドはいいクルマがなくてもレースに勝つことができた」

マラネロからは他にも不安な声漏れ聞こえてくる。

イタリア誌『Autosprint(オートスプリント)』は、"666"のコードネームで呼ばれる2015年マシンの風洞テストを行ったフェラーリのエンジニアが空力の初期数値に表情を曇らせていたと報じている。

2015年のマシンは、ジェームス・アリソンが技術的な指揮を執ってから初めて作成されるフェラーリマシンとなる。

© ESPN Sports Media Ltd.