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欧州委員会、ニュルブルクリンクの調査を拡大

Jim
2012年8月9日 « ミスは普通とマルドナド | シューマッハはチームの基準にあらず »
将来に暗雲が立ち込めるニュルブルクリンク © Sutton Images
拡大

欧州委員会はニュルブルクリンクの債務超過回避を手助けするべく実施した財政援助の調査を拡大した。

欧州委員会は今年3月に、5億2,400万ユーロ(約508億3,000万円)相当の国庫補助金が国庫補助規約に合致していたかどうかの調査を開始している。それ以来、ニュルブルクリンクはさらなる公的資金を受けており、欧州委員会によると「これまでに受けていた融資に対する利子払いの債務返済繰り延べや、債務の従属、さらなる株主の融資」が含まれていたとのこと。

欧州委員会は財政難に見舞われた企業が10年に一度だけ国庫補助を受けることを可能とする欧州競争規則に違反していないかどうかを調査する計画だ。欧州委員会は報道声明の中で次のように説明している。

「欧州委員会はドイツのニュルブルクリンクにあるレーストラックおよびレジャーパークを支援する援助措置に関して、欧州国庫補助規則の下に2012年3月に開始した徹底調査の範囲を拡大した。今回の拡大は関係会社の即座の債務超過回避を目的とするいくつかの追加的な財政措置に関するものである。現段階で、この措置が市場条件を満たし、企業が継続的な支援なしで存続できるかどうかに関して疑問を抱いている。徹底調査の拡張は利害関係のある第三者に、評価中の追加措置について発言するチャンスを与える。調査結果を予断するものではない」

「2012年5月15日、追加的な公的資金に関して、同レーストラックおよびレジャーパークのニュルブルクリンクを運営する企業に有利な判断が下され、施設を管理する企業の即座の債務超過を回避するために部分的に施行された。この措置は当該企業が6カ月に渡って事業を継続できるよう、これまでに受けていた融資に対する利子払いの債務返済繰り延べや債務の従属、そしておそらく、さらなる株主の融資から構成されている。この期間中にリストラあるいは処理策が立案されるものである」

「2012年3月以降に調査を受けた他の援助措置が市場条件により承諾されなかった可能性があるとの懸念により、委員会はこれら他の援助措置に今回の追加的な措置が強く関連していたのではないかと考えている。委員会はニュルブルクリンクが以前に援助を受けた2008年に、すでに財政難に陥っていた会社だった可能性を懸念している。競争における非常に高い不法行為性の影響により、財政難に陥った企業に対する救済やリストラ支援は10年に一度だけ、所定の企業が受けることができる(なお、困難に直面する企業の救済とリストラに関する欧州ガイドラインは"最初で最後"が原則である)」

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