元F1ドライバーのクリスチャン・クリエンと、F2チャンピオンのアンディ・ソウセックが残る2つの今季F1レースシートを狙っている。
USF1とカンポスはまだセカンドドライバーを発表しておらず、3月14日(日)に迫る開幕戦バーレーンを前に、2人はそれぞれチームと交渉中だという。
「まだ可能性はある」とクリエン。「現実にチャンスが無くなるまでは、F1でのレースをあきらめない。僕はリザーブドライバーとしてもう1年過ごすことになっても、恥とは思わないよ」
クリエンはまた、ペドロ・デ・ラ・ロサと契約したザウバー、ヴィタリー・ペトロフと契約したルノーとも正式発表直前まで交渉していたことを明かした。彼は日程がカナダGPと重なるため、2008年、2009年とプジョーから参戦したル・マン24時間に今年は参加しない決意を固めたという。
一方、以前カンポスに持ち込む予算はないと語っていたソウセックだが、現在同チームとの交渉が"進んだ段階"にあると発表しており、USF1とはもう少し非公式な話し合いだと述べている。
「まだ何もサインはされていない。でも、交渉は新しい段階に入った」とソウセックは述べた。「残る空席はUSF1とカンポスだが、別の可能性はすべてのF1チームにある。サードドライバーというのも価値ある仕事だと思うし、それなら資金を持ち込む必要はない。関心を持っているよ」
2人には、USF1のドライバー最有力候補といわれる、スーパーリーグ・チャンピオンのエイドリアン・バレスというライバルもいる。バレスは2007年にクリスチャン・アルバースが解雇された際に、スパイカーのドライバー候補に挙がったが、マルクス・ヴィンケルホックと山本左近に敗れている。
「申し訳ないけど、話せないんだ。状況が悪い方向へ行かないことだけ願うよ」とバレスは先週、地元メディアに語ったと伝えられた。
USF1のピーター・ウィンザー代表は、1月にホセ・マリア・ロペスと契約したのに続き、今週中にもセカンドドライバーを明らかにすると述べている。カンポスは、まず差し迫った財政問題を解決してからドライバー発表を行いたい考えだ。


