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来季シートが危ぶまれるドライバーたち

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2012年6月20日 « ロズベルグは王座を争っているとブラウン | 未来は結果に基づいて決まるもの »

ロータスのドライバーデュオは2012年シーズン以降も生き残れそうな気配だが、トロ・ロッソのジャン-エリック・ベルヌとザウバーの小林可夢偉は危ないかもしれない。

2009年のF1デビューは失敗に終わったものの、GP2王座を獲得しての復帰後は速さを見せているロータスのロマン・グロージャン。しかし、彼はあまりに多くの事故に関与しているとの批判も聞かれる。

一方、2年のブランクを経て戻ってきたキミ・ライコネンの方は、シーズン序盤こそさすがと周囲をうならせる場面もあったが、このところは苦戦が続いており、E20のステアリングをめぐってエンジニアとの関係に亀裂が入ったとも伝えられている。ジャック・ビルヌーブなどは、"解雇"の危険もあるのではと発言している。

だがチームオーナーのジェラルド・ロペスは『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に対し、「われわれのドライバーペアはパーフェクトだ」と述べた。

日本人ドライバーの可夢偉について同誌は、チームメイトのセルジオ・ペレスが2回も表彰台に上がっているのに対し、2012年は安定感を欠いていると指摘した。

オーバーテイクには定評がある可夢偉だが、チーム代表のペーター・ザウバーにスイス紙『Blick(ブリック)』が2012年の弱点を尋ねたところ、「難しい質問だ」との答えが返ってきた。

「小林は素晴らしい男だよ。私は彼の姿勢が大好きだし、われわれと一緒に成功できるはずだ」と代表は付け加えた。

それでも同誌は可夢偉の後任として、ヘイキ・コバライネンとニコ・ヒュルケンベルグが考えられると述べている。

同様に2013年のシートが疑問視されるのはフランス人ルーキーのベルヌだ。彼は今年、セバスチャン・ブエミとハイメ・アルグエルスアリの契約を打ち切ったトロ・ロッソに起用された。

ベルヌは、自分よりわずかに長いF1経験を持つチームメイトのダニエル・リカルドに今年7回の予選で6回負けている。レッドブルのドライバーマネジメントを請け負うヘルムート・マルコ博士にはミスを叱責された。

「ベルヌはワイルドすぎる。アグレッシブなのは悪いことではないが、彼の場合は荒さを何とかしなければいけない」とマルコは語った。

一方、予選成績がベルヌより悪いドライバーもいる。フェラーリのフェリペ・マッサ、マクラーレンのジェンソン・バトン、HRTのナレイン・カーティケヤンはいずれも今季予選で一度もチームメイトに勝っていない。

ケータハムのヴィタリー・ペトロフはコバライネンに対し1勝6敗という成績だ。

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