ヘレスでは何とも言い難い、気がかりともいえるパフォーマンスに終始したマクラーレンだったが、今週のバルセロナテスト開始後はガレージ内に明るい雰囲気が戻り始めている。
「去年の今頃に比べたらずっといいよ」とMP4-27でテスト2日目の走行を終えたハミルトンは語った。「2週間前のヘレスと比べても良くなっている」
「かなり多くのことを学んだよ。バランスがすごく良くなった。ベースラインは去年よりいいんじゃないかと思う」と2008年のワールドチャンピオンは付け加えた。
チームメイトのジェンソン・バトンも同意見だとイギリス紙『Mirror(ミラー)』は報じる。「今年は弁解なんていらない。すべてそろっている気がするんだ」
「狙い通りだよ」と昨年のドライバーズランキング2位のバトンはいう。「ほかの人たちより、僕らが1.5秒も速いというわけじゃないけど、同時に僕らが速くないという要素もない」
レッドブルの2年連続チャンピオン、セバスチャン・ベッテルは、マクラーレンが「シーズン開幕直後から強いはず」と『Telegraph(テレグラフ)』に語っている。
メルセデスのチーム代表、ロス・ブラウンは次のように述べた。「レッドブルは今年も速いだろう。マクラーレンもだ」
「フェラーリはいくつか困難を抱えているようだね」とブラウンはかつて勤めたマラネロチームについて『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』に述べた。
テストをコース脇から見ていたレッドブルのリザーブドライバー、セバスチャン・ブエミもやはり、フェルナンド・アロンソがF2012のハンドリングに苦しんでいるようにみえたと語った。
「確かに今日の僕らは最速じゃないかもしれない」とアロンソも認める。「でも一番遅いわけでもない」
「今のところ、自分たちの目指す位置にはいないし、オーストラリアで目指す位置にも届いていない。でも僕は楽観的だ」
「シーズンが始まるまでに、この非常に複雑なマシンの学習プロセスを終えられることを願うしかない」というアロンソの言葉をスペインのリポーターたちは伝えた。


