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金銭に支配されるF1を憂うバリチェロ

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2012年2月18日 « 1回目テストを終えて"ポジティブ"なホーナー | ノーズ解釈"間違っていない" »
共に90年代を走り抜いたベテランドライバーのバリチェロ(左)とトゥルーリ(右) © Sutton Images
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また1人、名声を確立したベテランドライバー、ヤルノ・トゥルーリがグリッドを去ることになり、ルーベンス・バリチェロが"悲しみ"を表現した。

バリチェロ自身、19シーズンという長きにわたりF1を続けてきたが、2012年はインディカーへの転向を強いられそうだ。一方、1997年にデビューし、モナコGPで優勝経験もあるトゥルーリは、ヴィタリー・ペトロフとの交代が決まった。

ケータハムは"世界的な経済市場"がバックアップ豊富なロシア人のペトロフを選ぶ指標になったと認めており、「お金がすべてを支配してしまっている」とバリチェロは嘆いた。

イタリア人ドライバーがF1から姿を消すのは1960年代終盤以来初めてのこと。トゥルーリは後継者がいないことを嘆く。

「母国は危機的状況にあり、若手が必要とする援助を申し出るチームを見つけられるとは思えない」と彼は『ANSA通信』に語った。

「厳しい経済状況によって(ケータハム)チームが、潤沢な資金を持つドライバー探しを余儀なくされることは分かっていたよ」と37歳のトゥルーリは付け加えた。

ドイツ誌『Auto Motor und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』によれば、ペトロフがケータハムのシートを手に入れる代わりに持ち込む金額は100万単位で"2桁"に上るということだ。

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