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今年6月のFOTAファンフォーラムに主席したマクラーレンのウィットマーシュとメルセデスGPのブラウン © FOTA
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F1の12チームのうち最大5チームが脱退してしまったフォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション(FOTA)の未来が揺らいでいる。

今年初めに脱退したHRTのコリン・コレスは連盟について"名前だけの存在で、現実の世界にはない団体"と述べていた。

だが組織の基盤を揺るがしたのはF1最大規模の予算を誇るレッドブルとフェラーリの脱退だった。もともとFOTAはバーニー・エクレストン、そして前FIA会長のマックス・モズレーとの政治的駆け引きの中でチームの結束を目的として結成されたものだ。

「FOTAは危機に際し、その目的を達成した」とレッドブルのヘルムート・マルコ博士は今週述べており、チーム代表のクリスチャン・ホーナーも同意。さらに、「この12カ月間、FOTAの目的が何なのか不明確な状況だった」と付け加えた。

事実、グループ内ではリソース制限協定(RRA)を巡って対立が起きており、紳士協定を破ったとしてレッドブルはライバルから告発される恐れもあった。

フェラーリもコスト削減の方向性に不満を示しており、2日(金)、F1が"事実上何のトレーニングもできない唯一のプロフェッショナルスポーツであることは許されない"と注記した。

フェラーリからエンジンを供給されているザウバーも今週に入って脱退を表明しており、同じイタリア製エンジンを使うトロ・ロッソはコメントを拒否。

『BBC』によればFOTAはトロ・ロッソのチーム関係者を最近のミーティングから締め出しているとも報じており、レッドブル、フェラーリとのつながりが理由と受け取れる。

ここ数日のそうしたFOTAの緊急ミーティングは連盟の将来に関する話し合いだったと考えられ、メルセデスGPのノルベルト・ハウグは6日(火)、連盟は"絶対に不可欠"と主張している。

今のところ、ほかにも脱退の動きに倣うチームが出てくるかどうかは不明だ。ロータスのスポークスマンは『BBC』に次のように語った。「さまざまな話し合いが続いているが、われわれは少なくとも今のところFOTAの一員だ」

フォース・インディアのスポークスマンは次のように付け加えた。「まだ会議が進行中なので、この段階でコメントすることは尚早といえる」

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