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ワトキンス博士が引退

Jim
2011年12月9日 « チャンスは必ず来るとアロンソ | ルノー、グロージャンと契約! »
セナの死の前日、ローランド・ラッツェンバーガーの事故死を受けてセナに引退を促したワトキンス博士 © Getty Images
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30年以上に渡りF1の安全性におけるパイオニアだったシド・ワトキンス博士がFIAインスティテュートの会長を退いた。

御年83歳のワトキンス博士は1978年から2004年までFIA医療部隊の代表を務め、安全性向上に尽力しながら、コース上でクラッシュが発生した際には数々のドライバーの命を救ってきた。1995年にアデレードでミカ・ハッキネンが大クラッシュを喫した際もワトキンス博士が活躍している。アイルトン・セナと親しかったことでも知られる博士はセナの死後、1994年にFIA安全性専門諮問委員会の委員長に就任。その後、2004年に設立されたFIAインスティテュートの会長職を引き受けていた。

FIAインスティテュートの名誉会長として残ることになったワトキンス博士はこの8年間の業績を誇りに思うと語っている。

「設立時からこの研究所を率いてこられたことは誇りであり大きな喜びでもある。モータースポーツの安全性と持続性に関して自分たちが成し遂げた偉業や今後に向けた計画は心から誇りに思っている。名誉会長として新たな立場でささやかながら貢献し続けていくことを楽しみにしている」

また、ワトキンス博士が取り組んだ仕事を称賛するFIAインスティテュートの事務局長、リチャード・ウッズはこう述べた。

「モータースポーツにおけるシド(ワトキンス)の影響は伝説的だ。彼がそのキャリアを通して成し遂げたすべてにおいて、常にその分野のリーダーとして活躍している。1980年代は完全性の改善に対する要望を導き、以来ずっとFIAの、最近ではインスティテュートによる連続展開を促進する人物だった。私たちのスポーツの安全性に関するシドの遺産は計り知れない」

ワトキンス博士の後任を務めるジェラード・サイヤン博士は「ワトキンス博士と共に働くことで多くのことを学んだ。これからはFIAインスティテュートの新会長として彼の仕事を発展させていきたいと思う。モータースポーツの安全性と持続性においては優れた進歩を遂げているものの、もっとやるべきことは常にあるものだ。これらの重要な発展を確実に継続できるよう限りなく尽力していく」

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