Features

  • 素晴らしきスコットランド人ドライバーたち

スティーブンに聞く! - 2011年7月17日

Steven Lynch / Kay Tanaka 2011年7月21日

ESPNの常駐エキスパート、スティーブン・リンチがF1に関連する皆さまのご質問にお答えします。F1のホットな話題に関する質問や、スティーブンへの挑戦状など、何でも結構です! ご質問がある方は携帯サイトF1-Live.com MOBILESよりご投稿ください。

開幕戦で見事入賞を果たしたディ・レスタ © Sutton Images
拡大

Q: ポール・ディ・レスタはデビッド・クルサード以来のスコットランド人F1ドライバーなのでしょうか?
(ジム・マクドナルドさん)

A: 今シーズンの開幕戦オーストラリアGPで入賞を果たしたポール・ディ・レスタは、確かに2008年に引退したデビッド・クルサード以来のスコットランド人F1ドライバーです。しかし、ディ・レスタの前にF1デビューを果たしたスコットランド出身のドライバーはクルサードではなく、アラン・マクニッシュでした。個人的には、2002年にトヨタからデビューしたマクニッシュが周りから過小評価されているドライバーだと思っています。そのシーズンでは入賞圏に限りなく近づいたものの、結局ポイントを手にすることはできませんでした。私の記憶では、ディ・レスタは14人目のスコットランド人F1ドライバーのはずです。クルサードやマクニッシュに加え、ジム・クラーク、ジム・クロフォード、ジョニー・ダンフリーズ、ロン・フロックハート、イネス・アイルランド(イングランド・ヨークシャー出身ですが、スコットランド人と考えられています)、デビッド・マレー、アーチー・スコット・ブラウン、イアン、ジミー、ジャッキーのスチュワート兄弟、そしてレズリー・ソーンです。

Q: 連続入賞記録を持っているドライバーは誰ですか?
(マックス・ブライトさん/『Facebook(フェイスブック)』より)

A: 他のF1記録を多数保持しているように、連続入賞記録を打ち立てたのもミハエル・シューマッハです。フェラーリに所属していた2001年ハンガリーGPから2003年マレーシアGPまで、24戦連続でポイントを獲得しました。もちろん、この中には2002年の全戦入賞という記録も含まれています。この記録が途切れたのは2003年ブラジルGPのこと。雨のレースの中でスピンを喫してしまいました。タイトルを獲得した2003年のレースでポイントを手にできなかったのはこのレースだけです。

Q: 1970年代序盤にマイク・ヘイルウッドがF2のタイトルを手にしたことを覚えています。F2チャンピオンがF1の選手権を制したことはありますか?
(エドワード・ハミルトンさん)

A: 1967年から1984年まで開催されたF2選手権のチャンピオンたちはビッグネームが多いとはいえ、F1でタイトルを手にすることはありませんでした。そのうちの数人はドライバーズ選手権2位につけたことがあります。1967年にF2タイトルを手にしたジャッキー・イクスや1970年のF2王者であるクレイ・レガッツォーニ、1971年にF2を制したロニー・ピーターソン、1972年F2チャンピオンのマイク・ヘイルウッドらが知られています。また、F1グランプリの開催回数が少なかったことにより、F1ドライバーたちがF2に参戦することも決して珍しくありませんでした。1968年F2王者のジャン・ピエール・ベルトワーズや1974年F2チャンピオンのパトリック・デュパイエ、1975年にF2を制したジャック・ラフィット、1976年にF2でタイトルを手にしたジャン・ピエール・ジャブイーユ、1977年F2王者のルネ・アルヌーはF1でも勝利経験があります。1985年からは国際F3000がF1直下のカテゴリーとなり、その後GP2が発足しましたが、それとは別のF2選手権が2009年に設立されました。これまでにタイトルを手にしたのはアンディ・ソウセックとディーン・ストーンマンで、両者共にF2王者になった特典としてウィリアムズF1のテスト走行を楽しんでいます。

戦前のレース界で注目されたタッツィオ・ヌボラーリ © Getty Images
拡大

Q: 前回のコラムで"シルバーアロー"として知られる1930年代のメルセデス・ベンツについて言及されましたね。その時代の主要なドライバーはどのような面々だったのでしょう?
(マイケル・ドライスデールさん)

A: F1世界選手権が正式に制定された1950年以前の魅力的な時代で最も有名だったドライバーは、イタリア出身のタッツィオ・ヌボラーリとドイツ出身のルドルフ・カラッチオーラでしょう(スペースが限られているために他のドライバーの名前を記せないことを先に謝罪しておきます!)。ヌボラーリはモーターバイクからレーシングキャリアを開始しましたが、素晴らしい成績を残した1920年代に4輪レースに転向しました。1935年には型落ちのアルファロメオを駆ってニュルブルクリンクで勝利し、ドイツの人々を意気消沈させましたが、その後ドイツのアウトウニオン(現在のアウディの前身)に移籍、1938年にはドニントンパーク・サーキットが舞台となったイギリスGPを制しています。カラッチオーラはシルバーアローと呼ばれたメルセデス・ベンツで素晴らしい成績を残したドライバーです。カラッチオーラは1930年代に、現在のワールドチャンピオンシップの前身であるヨーロッパ・ドライバーズ選手権を3度制しました。また雨天のレースで力を発揮したドライバーとしても知られており、"レインマイスター"という称号を手にした初めての人物でしょう。その後、ジャッキー・スチュワートやアイルトン・セナ、ミハエル・シューマッハらがその称号を受け継ぎました。

Q: "ジャンパー"というニックネームがつけられたF1ドライバーとは誰のことですか?
(アンディ・マローンさん/フェイスブックより)

A: それはフランス人ドライバーのジャン-ピエール・ジャリエです。彼は1971年から1983年の間に143戦に出走、優勝を果たすことはできませんでしたが3度の表彰台フィニッシュを達成しています。1974年モナコGPでシャドウを駆って3位に入り、ティレルに乗っていた1979年には南アフリカGPとイギリスGPで3位表彰台に上りました。彼のF1キャリアが終了した経緯はやや議論を呼ぶもので、1983年シーズンの戦いで周回遅れになる際に上位勢をブロックし、それが批判されたことに関係しています。ジャンパーというニックネームは、彼のオーバーテイクスキルに関係したものだと思いますが、スタートで勢いよく飛び出す様にも影響を受けているのかもしれません。しかし『Mr. Google』の推測ではその由来はもっと平凡なようで、マーチの創設者であるロビン・ハードの息子が幼いころ、ジャリエのフルネームを呼ぼうとした際に「ジャンパー」と発音したという説があるのです。その後、このニックネームが定着しました。

Q: F1世界選手権で300ポイント以上を獲得しているにもかかわらず、ドライバーズ選手権で3位以上の成績を残せなかった唯一のドライバーは誰でしょうか?
(ベン・コナーさん)

A: 近年、ポイントランキングの改定によってより多くのポイントが付与されることになりましたので、おっしゃる条件に当てはまるドライバーは今後増えていくことになるはずです。今のところ、条件を満たしている唯一のドライバーはラルフ・シューマッハ。ラルフはジョーダンやウィリアムズ、トヨタに所属して329ポイントを獲得しましたが、ドライバーズ選手権では2001年と2002年に記録した4位が最高でした。チャンピオン未経験者で最多ポイントを獲得しているのはルーベンス・バリチェロです。これまでに654ポイントを手にしているバリチェロは、フェラーリ時代の2002年と2004年にランキング2位につけました。

携帯サイト『F1-Live.com MOBILES』ではESPNF1でご紹介する特集記事をイチ早くお届け! F1最新ニュースも速報でお伝えしています! 他にも、F1クイズ選手権や携帯サイトでしか手に入らないグランプリの待受&フォト、誕生日を迎えたドライバーのフォトセレクションなど盛りだくさんのコンテンツをご用意しています。携帯サイト『F1-Live.com MOBILES(月額315円)』で、ぜひF1シーズンをご堪能ください。

携帯サイトURL⇒http://k.F1-Live.com/m

i-mode: メニューリストスポーツモータースポーツ
EZweb: カテゴリ(メニューリスト)趣味・娯楽/スポーツ・レジャー車・バイク
Y! ケータイ: メニューリストスポーツF1・モータースポーツ

公式twitter URL: @F1_Live_com

QR Code

携帯サイトF1-Live.com MOBILESではスティーブンへの質問を募集中! もちろん日本語でOK英語での質問はちょっと・・・でも、解決してほしい疑問がある・・・という方はぜひ携帯サイトよりご投稿ください。アクセス方法はコチラでご確認ください。皆さまからのご質問お待ちしております!

© ESPN Sports Media Ltd.
Steven Lynch Close
If you want to ask Steven a question, use our feedback form. The most interesting questions will be answered here every other Friday. His long-running Ask Steven column on Cricinfo remains one of that site's most popular features Ask Steven features a number of experts, headed by Steven Lynch, who answer your questions across Formula One as well as a variety of other sports