News

  • レギュレーション

ポイントシステムに大幅変更

Kay Tanaka
2009年12月11日 « 2010年型マシンの発表会は全チーム合同で | F1からの完全撤退を決めたトヨタ »

2010年からF1のポイントシステムに大きな変更が加えられようとしているが、ジェンソン・バトンはこのアイディアを支持しているようだ。

新しいポイントシステムは10日(木)にモナコで行われたF1委員会で提案され、FIAによって11日(金)に承認された。変更の主な理由は、2010年より出走台数が大幅に増えることだ。

現在のポイントシステムでは勝者が10ポイント、2位が8ポイント、3位が6ポイントを手にし、4位5ポイント、5位4ポイント、6位3ポイント、7位2ポイント、8位1ポイントと続いている。

しかし今回提案された変更により、勝者が手にできるのは25ポイントに大幅増額。さらに2位20ポイント、3位15ポイント、4位10ポイント、5位8ポイント、6位6ポイント、7位5ポイント、8位3ポイント、9位2ポイント、10位1ポイントと、トップ10フィニッシュを果たせばポイントを手にできることとなった。

「これは素晴らしいアイディアだ」と『BBC Radio 5 Live(BBCラジオ5ライブ)』に語るバトンは、「勝者に与えられるポイントが2位よりも5ポイント多くなるというのはいいことだ。僕たちはレースに勝つことを愛しているのだから、これは重要だよ。今年の僕は6勝したけど、2位にはレースあたり2ポイントしか差をつけられなかったんだ」と説明する。

F1委員会はチーム、スポンサー、レース主催者、サプライヤーの代表が集まる組織で、F1最高責任者のバーニー・エクレストンとFIA会長のジャン・トッドも出席した。

エクレストンは昨年、最多勝のドライバーにタイトルを授けるという大胆な提案をしたが、チームや一般関係者から支持を得られず、実現することはなかった。

トップ10がポイントを獲得するという新ルールになったことで、上位でフィニッシュしたドライバーたちの差がよりはっきりすることとなる。しかし、依然として表彰台に上る位置でゴールすることはタイトル争いにおいて重要となるだろう。一方、下位チームにとってはポイント獲得のチャンスが広がるため、最後まで激しいバトルが展開されると推測される。

しかし、1980年代から1990年代初頭にかけてはエントリーが30台に達することもあったものの、ポイントが与えられたのはトップ6だった。この時代を知っているファンにとっては、2010年の参戦台数が26台ないしは28台になろうとも、トップ10がポイント圏内というルールはしっくりこないかもしれない。

ちなみに、このポイントシステムが2009年から導入されていたと仮定した場合でも、ワールドチャンピオンに輝くのはバトンだ。

© ESPN Sports Media Ltd.