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エクレストン、勇敢なピレリを賞賛

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2011年5月19日 « コース改修すべきか悩むアブダビ | DRSゾーンは今季最長の830m »
ピレリのマルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ会長に感謝するエクレストン © Sutton Images
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急激にデグラデーションの進むタイヤを製造するという勇気ある行動でF1を良くしたとして、バーニー・エクレストンがピレリを褒めちぎった。

今シーズンのレースは予測不能な戦略や、ニュータイヤとユーズドタイヤとのグリップ性能の差によってエキサイティングな展開を見せている。これはピレリが15から25周しか持たないタイヤを故意に製造したことによる功績で、他のタイヤメーカーなら受け入れなかっただろうとエクレストンは述べた。

「ピレリだけがやってくれた。彼らに感謝しなければ」とエクレストンは『Blick(ブリック)』に述べた。「勇敢な決断であり、おかげでショーが改善された。ミシュランとブリヂストンはこのようなタイヤの製造を拒否した。自分たちのイメージを心配したんだよ」

2011年の見どころを大幅に増やした功績の"90%"はピレリにあると彼は述べた。「可動リアウイングの効果はまだすべて明らかになっていないし、KERS(運動エネルギー回生システム)はもともとパッシングのための装置ではなく、外部に向けたメッセージの意味合いを持っていた」

エクレストンは"グリーン"をアピールするF1の方向性は好みではないと認めた。

「KERSは使っているところもあれば使っていないところもある。採用している者はコスト削減が本当に必要だった時に1,500万ドルもの大金を投じた。訳も分からず途方もない金額が費やされた。オーバーテイクのためであれば、A1シリーズのように数100ドルでボタンを設置すれば良かったんだ」

「環境に優しいテクノロジーというのは、ツーリングカーのためのものだ。それならば理解できる。道を走っているのと同じ車なのだからね。F1とほかのスポーツとを比べてみれば、それほど悪者ではないのが分かる。ツール・ド・フランスはわれわれよりたくさんの燃料を燃やしているよ――ツアーの巨大な取り巻きのことを考えてごらん。最もガスを消費しているのはイベントを見に来る消費者だ。だが、販売チケットを10%減らせなどと主催者に言えるかね?」

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