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ベッテルが2戦連続ポール!

M.S.
2011年4月9日
最後のアタックでポールポジションを決めたベッテル © Getty Images
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クアラルンプールで開催中の2011年FIA F1世界選手権第2ラウンドは2日目を迎え、9日(土)日本時間17時からセパン・インターナショナル・サーキットにてマレーシアGP予選が行われた。

金曜日を含めて3回実施されたフリー走行で速さを見せたのは、開幕戦でペース不足に苦しんでいたレッドブルのマーク・ウェバー。初日の両セッションを制したウェバーは土曜フリー走行でも2番手タイムを記録した。

ウェバーを抑えて予選前最後のセッションでトップタイムを刻んだのはマクラーレンのルイス・ハミルトンで、チームメイトのジェンソン・バトンがウェバーをおいて3番手につけている。

4番手に負傷したロバート・クビサの代役としてルノーマシンをドライブするニック・ハイドフェルドが入り、5番手はウェバーのパートナーでディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテル。フェラーリ勢はフェルナンド・アロンソが6番手、フェリペ・マッサが8番手のタイムをマークした。

今週末は雨の予報が出ているものの、ここまでのセッションはドライコンディションが続いている。予選開始時の天候は曇り、気温30度、路面温度41度。ピットレーンオープンと同時に開幕戦では予選107%ルールをクリアできなかったHRT勢からビタントニオ・リウッツィがコースへ向かう。

レッドブルとマクラーレンの両陣営は序盤から動きを見せ、ハミルトンが1分37秒466の暫定トップタイムをマーク。ベッテル、ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、バトン、ウェバーを先頭に15名のタイムが並んだところでトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミのマシンからサイドポッドカバーが落下し、12分を残した状態でセッションは赤旗中断となった。

これを受け、アウトラップ中だったアロンソ、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、ロータスの2台をはじめ、周回中だった全車がピットに戻っている。

セッションは約4分後に再開され、ロータスのヘイキ・コバライネンとヤルノ・トゥルーリ、ロズベルグらがコースへ。アロンソやマッサをはじめ、まだタイムアタックを行っていなかった面々が続いた。

ロータスコンビがトップ10に飛び込む健闘を見せると、マッサとアロンソがフェラーリの1-2態勢を築く。ザウバーの小林可夢偉が3番手タイムをマークし、マッサ、アロンソ、可夢偉、ハミルトン、ベッテルのトップ5に変わった。

残り5分の時点で最後までガレージにとどまっていたルノーの2台も始動。一度ピットに戻っていたドライバーも多くが合流し、自己ベストの更新を目指してタイムアタックを再開する。タイムシートのオーダーが激しく入れ替わる中で一時ノックアウトゾーンに転落していたシューマッハとロズベルグのメルセデスGPコンビが安全圏に浮上した一方、Q2進出も見える位置につけていたロータス勢のポジションは沈んだ。

Q1のトップタイムはマッサが記録した1分36秒744。ザウバーの小林可夢偉は5番手で予選Q1を通過した。

18番手以下のパストール・マルドナド(ウィリアムズ)、コバライネン、トゥルーリ、ティモ・グロック、ジェローム・ダンブロジオ(共にヴァージン)、リウッツィ、ナレイン・カーティケヤン(HRT)がここで予選を終えている。HRTの2台は107%ルールに引っかかることなく無事に日曜日の決勝レースに参加することが決まった。

Q2が始まってコースに一番乗りしたのはQ1でアクシデントに見舞われたブエミ。上位勢ではハミルトンとウェバーが早めの動きを見せた。まずは1分36秒台を刻んだウェバーがトップに立つも、ベッテルがこの週末初の1分35秒台をたたき出してチームメイトからその座を奪う。

しかし、バトンがレッドブル勢を上回るスーパーラップを決め、ベッテルに0.4秒の差をつけて最速タイムを塗り替えた。

ルノーとフォース・インディアはタイミングをずらしてそれぞれのドライバーを送り出す。残り時間が1分を切ったタイミングで可夢偉のタイムはトップ10圏外に落ちていたものの、最後のアタックでQ3にコマを進めた。

予選最終セッションへの切符をつかんだのはバトン、ハミルトン、ベッテル、ウェバー、アロンソ、ロズベルグ、マッサ、ヴィタリー・ペトロフ(ルノー)、可夢偉、ハイドフェルドの10名。バトンがマークしたQ2のトップタイムは1分35秒569だった。

11番手のシューマッハ以下、ブエミ、アルグエルスアリ、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、セルジオ・ペレス(ザウバー)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)の予選順位がここで確定。

Q3のタイムアタックはマクラーレンコンビから始まった。ハミルトンの最初のタイムは驚きの1分35秒フラット。バトンはハミルトンに0.3秒遅れている。続いてコースに入ったレッドブル勢もハミルトンには届かず、ハミルトン、ベッテル、ウェバー、バトンの4名のみがタイムを残した状態でセッションは残り3分を切った。

ラストアタックで先陣を切ったのはアロンソ。すでにタイムを計測済みの4名を合わせ、10人のQ3進出者全員がコースに向かう。

アロンソが5番手、ハイドフェルドが6番手、マッサが7番手に入り、ポールポジション争いはレッドブルとマクラーレンの4名の手に。ハミルトンは自らのベストタイムを縮めて1分34秒台を刻んだものの、ベッテルがハミルトンのタイムを0.1秒塗り替えて開幕戦に続くポールポジションを獲得した。

ベッテルの記録は1分34秒870。2番手以降はハミルトン、ウェバー、バトン、アロンソ、ハイドフェルド、マッサ、ペトロフ、ロズベルグ、可夢偉のトップ10となっている。

マレーシアGP決勝は10日(日)日本時間17時からスタート予定。果たして予報されている雨は降るのか? 決勝レースもお楽しみに!

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