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正体不明の『Qadbak(カドバック)』へのチーム売却が失敗に終わり、BMWはヒンウィルを拠点とするチームを創設者であるペーター・ザウバーに売り戻すことで新たに同意した。

新契約には2010年チャンピオンシップへのエントリー承認が条件づけられている。

ザウバーは今回の契約について「この解決策を見いだすに至り、本当にホッとした。これでヒンウィルという場所や職場の大部分を維持できる。新チームにはF1でとても素晴らしい将来があると思っているし、目下、新たな構成条件の中で過渡期にあるチームはプライベートチームとしての恩恵を受けることになるだろう」とコメントした。

「われわれのスタッフは高い能力とやる気を持っている。彼らと共に新たな挑戦に立ち向かうことが楽しみだ。成功裏に満ちた4年を共に過ごしたBMWに感謝する」

ザウバーがチームのコントロールを取り戻すという今回の発表はチームの従業員たちにとっては相当の救援となるが、その一方でBMWは388名いるスタッフが250名まで削減されるだろうと明かしている。

BMWが発行した声明には「本日、余剰人員の告知を行った」とある。

「BMW AGは今回の人員削減が必要となることを遺憾に思うと共に、チームの再構築を支援していくつもりだ。現時点では前述したチームの再構築のため、近い将来のさらなる人員削減の可能性を否定できない」

また、BMW AG取締役、クラウス・ドレーガー博士は次のように述べた。

「われわれは今回の解決策にとても満足している。これはチームの可能性を秘めた将来にとって最も重要な条件を満たしている。われわれとペーター・ザウバーとの関係は常に良好で、完全たる敬意がある」

「この4年間の見事な提携において、ペーター・ザウバーおよびチームの全員に感謝を述べたい」

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