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FIAが2011年以降のルール変更を発表

Jim
2010年12月11日 « 売却の報道を否定するHRT | ハント氏がロータス騒動のリスクを指摘 »
今後に向けてレギュレーションの改訂を発表したFIA © Sutton Images
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FIAは10日(金)、モナコで開かれた世界モータースポーツ評議会(WMSC)の最終的な会合にて、チームオーダー禁止の撤廃を含め2011年以降の主要なルール変更を承認した。

チームオーダーはもともと2002年オーストリアGPにおけるフェラーリの行為を受けて禁止されていたが、今年のドイツGPでフェラーリがフェリペ・マッサに対し、チームメイトのフェルナンド・アロンソに道を譲るよう指示したことで再び猛烈な議論を呼んだ。

FIAの声明には「チームオーダーを禁じる項目(第39条1項)は削除される。ただし、チームがF1に不名誉をもたらす行為に従事した場合、国際競技規約第151条c項および関連する条項により処分されることになる」と書かれている。

チームオーダー禁止の撤廃と共に、FIAは可動リアウイングの導入とKERS(運動エネルギー回生システム)の再導入も追認された。可動リアウイングはオーバーテイクの助力が期待されるシステムで、ドライバーが前車の後方1秒以内につけた場合に使用が認められる。

さらに、2010年シーズンに騒動となったレッドブル・レーシングおよびフェラーリのフロントウイングのたわみ問題を繰り返さぬよう「より明確な基準面を設け、車体偏差テストを強化し、特にフロント部分の基準面を補強」することで合意したとのこと。

また、2013年に向けては1.6リッター4気筒エンジンの新しい形式が採用される。

「エンジンメーカーおよび、この分野の専門家との話し合いを受けて、パワーユニットは最大500bar(バール/圧力単位)の高圧ガソリン噴射かつ最高1万2,000回転の4気筒、1.6リッターとなる。エンジンは現行のパフォーマンスレベルを維持する一方で、燃料消費量を35%軽減し、大幅なエネルギー管理およびエネルギー回生システムを特徴とするだろう。2013年にはドライバーあたり年間5基のエンジンを使用することが認められるが、翌年からは4基に制限される」

【2011年スポーティングおよびテクニカルレギュレーションの変更点】

◆ チームオーダーを禁じる項目(第39条1項)は削除される。ただし、チームがF1に不名誉をもたらす行為に従事した場合、国際競技規約第151条c項および関連する条項により処分されることになる
◆ スチュワードのペナルティ項目改訂を許可
◆ ドライビングおよびドライバーの振る舞いの見直し
◆ ピットにおけるファストレーン幅を制限
◆ 安全性を理由に、レースディレクターがレース中にピットレーンを閉鎖することを認めるレギュレーションの導入
◆ 2011年のインターミディエイトタイヤ再導入
◆ レース中に2種類のドライタイヤを使用しなかったドライバーに科するペナルティ
◆ ギアボックスの使用期間を4戦連続から5戦連続に改訂
◆ マシンがセーフティカーを追い越せる際の明確化
◆ 可動リアウイングに関して、すでに合意されたレギュレーション原理の微調整
◆ より明確な基準面を設け、車体偏差テストを強化し、特にフロント部分の基準面を補強
◆ ドライバーの脚を保護するための反貫入パネルを許容

【2012年テクニカルレギュレーションの改訂】

◆ チームのコミュニケーションを放映可能にする
◆ バイオマスから生み出された燃料化合物の包含
◆ サスペンションのアップライトを制限

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