News

  • ブラジルGP - 金曜フリー走行1回目

レッドブルが1-2、アロンソにトラブル?

M.S.
2010年11月5日 « レッドブル、ルノーとのエンジン契約を延長 | ルノーとの提携を発表したロータス »
金曜フリー走行1回目で最速タイムを刻んだベッテル © Getty Images
拡大
関連リンク

初開催の韓国GPを終えて地球の裏側ブラジルに集結したF1サーカス。2010年シーズンを締めくくる2連戦の最初の舞台となるインテルラゴス・サーキットで、5日(金)日本時間21時から90分間のF1世界選手権第18戦ブラジルGP金曜フリー走行1回目が行われた。

母国グランプリを迎えるのはフェリペ・マッサ(フェラーリ)、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、ブルーノ・セナ(HRT)、ルーカス・ディ・グラッシ(ヴァージン)の4人、全員が地元サンパウロの出身だ。

週末に先だって、HRTはインテルラゴスの一戦にブルーノのチームメイトとしてクリスチャン・クリエンを起用すると発表し、イギリスGP以降シンガポールのレースを除いてステアリングを握ってきた山本左近が欠場することになった。また、ヴァージンはサードドライバーのジェローム・ダンブロジオに経験を積む機会を与え、レースドライバーのディ・グラッシがこのセッションに限りコックピットを明け渡している。

ブリヂストンはインテルラゴスにスーパーソフトコンパウンドとミディアムコンパウンドの2種類のドライタイヤを投入。ウエットコンディションに遭遇する可能性が高いインテルラゴスは今週末も雨が予報されている。

ピットレーンがオープンになると同時に24台のマシンが次々とコースへ向かった。各車が1周のシステムチェックを終えてピットへと戻っていく一方で、トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは早々に1分27秒979のタイムを残してからコースを引き上げている。

セッションが始まって10分、しばし無人となっていたサーキットにヴァージンのティモ・グロックが出て行くと、レッドブルのマーク・ウェバーとセバスチャン・ベッテルも合流。さらに数台が続いたが、いずれもタイムを計測することはなかった。

本格的なプログラムが始まったのはセッション時間の3分の1が終わった頃。ブエミが序盤に出した自らのタイムを大きく縮め、ルノーのヴィタリー・ペトロフ、クリエンらを筆頭に徐々にタイムが出始める。

セッションの折り返し地点が近づいたところで地元出身のバリチェロがトップタイムを記録するも、フェラーリ時代にチームメイトだったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が1分13秒台に乗せてバリチェロのタイムを塗り替えた。しかし、バリチェロが続く周回で自己ベストを更新、再びシューマッハの上に立つ。

チャンピオン候補の5名ではウェバーとフェラーリのフェルナンド・アロンソがタイム計測を開始して次第にペースを上げていくが、マクラーレンのルイス・ハミルトンとジェンソン・バトン、ベッテルはガレージから様子をうかがった。

残り時間が40分を切り、ウェバー、ロバート・クビサ(ルノー)、バリチェロ、シューマッハ、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)が上位に並んだところでベッテルとハミルトンも始動。これで22名のタイムが揃い、タイムを残していないのはバトンとグロックのみとなる。

ハミルトンとベッテルは順調に周回を重ねて交互に最速タイムを更新した。残り30分でベッテルがいち早く1分12秒台を刻み、トップ5はベッテル、ハミルトン、ウェバー、クビサ、バリチェロというメンバーに。この頃になってバトンが作業を開始するも、グロックに動きはない。グロックは序盤に5周を走っただけでノータイムの状態だ。

ラスト20分でそのグロックもタイムを記録、ようやく24台のタイムが出揃う。その後、最後の走行へと向かうマシンで混み合うサーキットでペトロフが大きくコースを外れてウオールにヒット。ペトロフ自身にケガはない様子だが、マシンは深刻なダメージを負い、撤去のためにイエローフラッグが振られている。

イエローフラッグが解除されてから数分後、今度はポイントリーダーのアロンソにトラブルが発生した模様で、突如出力を失ったアロンソはそのままコース脇にマシンを止めた。さらに、BMWザウバーの小林可夢偉もコーナーで飛び出し、ピットに戻ることなくセッションを終えている。

ブラジルGP最初のセッションは2人のアクシデント発生直後に終了、1分12秒328をマークしたベッテルがトップに立った。2番手にはチームメイトのウェバーが入り、レッドブルが1-2を決めて好スタートを切っている。ハミルトンとバトンのマクラーレンコンビが3番手と4番手につけ、クビサが5番手だった。

6番手以降にはロズベルグ、バリチェロ、シューマッハ、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)がトップ10入りし、可夢偉のタイムが11番手に残っている。

12番手にウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグを置き、フェラーリのアロンソとマッサは13番手、14番手と中位に身を潜めた。

ブラジルGP金曜フリー走行2回目はこのあと日本時間6日(土)深夜1時からスタート予定。お楽しみに!

© ESPN Sports Media Ltd.