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  • 韓国GP - 金曜フリー走行1回目

手探り状態の韓国GP、まずはハミルトンがトップ

M.S.
2010年10月22日 « ピレリの新型タイヤに感銘を受けたデ・ラ・ロサ | ウェバーがトップ、2番手にアロンソ »
韓国での初セッションの模様 © Getty Images
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タイトル争いが白熱する2010年F1世界選手権も残すところあと3戦。鈴鹿でのレースを終えたF1サーカスはグランプリ初開催の地、韓国に上陸した。シーズン第17戦として行われる韓国GPは韓国インターナショナル・サーキットの建設工事遅延により中止の危機にひんしたものの、先週初めにFIAの最終承認を受けて無事に開催にこぎつけている。ただ、サーキットでは開幕直前まで仕上げ作業に励む工事関係者の姿が見られ、路面コンディションなどいくつかの懸念が残されたまま、22日(金)14時から金曜フリー走行1回目が実施された。

チャンピオンの可能性があるのはポイントリーダーであるレッドブルのマーク・ウェバー、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、ルイス・ハミルトン、ジェンソン・バトン(共にマクラーレン)の5名。全チーム、全ドライバーが未経験のコースを舞台に、どのような戦いが繰り広げられるかに注目が集まる。

今回、ブリヂストンが用意したドライタイヤはソフトコンパウンドとハードコンパウンドの2種類。サーキット完成が遅れた影響でブリヂストンによる舗装調査が十分に行えず、安全策として硬めのコンパウンドが選ばれた。また、このセッションではヴァージンのレースドライバー、ルーカス・ディ・グラッシに代わってジェローム・ダンブロジオがステアリングを握っている。

ピットレーンがオープンになるとロータスのヘイキ・コバライネンが真っ先にコースイン、他のドライバーも続々とガレージを後にした。韓国GPで最初にタイムを刻んだのはトロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリで、2分20秒611を記録。セッション開始30分頃からプログラムに取り組むマシンの姿が増え始めたが、ほこりなどで路面状態が悪いことから慎重に走行を重ねている。

それでも徐々にタイムは縮まっていき、セッション前半が終了した時点では14名がタイムを残して1分44秒837を計測したウェバーがトップに。ウィリアムズのニコ・ヒュルケンベルグ、メルセデスGPのミハエル・シューマッハに次いでBMWザウバーの小林可夢偉が暫定の4番手につける。

その後ヒュルケンベルグが最速タイムを更新。残り時間45分を切ってアロンソやメルセデスGPのニコ・ロズベルグ、ベッテルらが始動するも、マクラーレンの2台とルノーのロバート・クビサは数周をこなしたのみでタイム計測に入らず、ガレージからセッションの様子をうかがう。

終盤にかけてバトンとクビサもコースに入り、ベッテル、バトン、ヒュルケンベルグ、ルノーのヴィタリー・ペトロフ、ウェバーをトップ5にハミルトンを除く23名のタイムが出揃った。自己ベストを1分43秒台に入れたベッテルに続き、バトンもタイムを更新してトップに躍り出る。一方、チームメイトのハミルトンはコックピットに座ったままガレージでメカニックの作業を見守った。

残り23分、スピンを喫したHRTのブルーノ・セナがランオフエリアでマシンを止める。マシンの撤去完了と同時にイエローフラッグが解除され、タイムを大きく更新したのがウィリアムズ勢。揃って1分42秒台に入れたヒュルケンベルグとルーベンス・バリチェロが1-2態勢を築くも、ほどなくしてロズベルグがトップタイムを塗り替えている。

ラスト10分に入ったところでようやくハミルトンもタイム計測を開始、順調にペースを上げてトップタイムを記録した。しかし、それも一瞬のことで直後に1分41秒台に突入したバトンとクビサがハミルトンを上回る。ところが、セッション終了直前にハミルトンが会心のラップを走り、再びタイムシートの頂点にその名を刻んだ。

韓国GP初のセッションでトップに立ったのは1分40秒887をマークしたハミルトン。クビサが同じく1分40秒台で2番手に続いた。3番手のロズベルグ以降、ベッテル、バトン、シューマッハ、ウェバー、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、ヒュルケンベルグ、バリチェロがトップ10に並んでいる。

可夢偉は13番手、HRTの山本左近は22番手タイムを残した。

韓国GP金曜フリー走行2回目はこのあと14時からスタート予定。お楽しみに!

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