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ロシアGP、開催契約を締結

Kay Tanaka
2010年10月15日 « クビサ、韓国前にラリーで肩慣らし | マッサ、モンテゼモーロのコメントに満足 »
プーチン首相とエクレストンが契約にサイン © Getty Images
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2014年からF1世界選手権のカレンダーにロシアが加わることが正式に決まった。同国のウラジミール・プーチン首相とF1最高責任者のバーニー・エクレストンが14日(木)にリゾート地のソチで面会し、契約を締結したことが発表されている。

契約期間は6年で開催権料は年間4,000万ドル(約32億5,000万円)と見積もられており、舞台は黒海に面するソチとなる模様。このソチでは、2014年に冬季オリンピックが開催されることとなっている。今年に入ってインドGPおよびアメリカGPのカレンダー入りをまとめたエクレストンは、ソチがサーキット建設地として完ぺきだと評価した。

「ソチでF1が大きな役割を演じることを期待している」と『CBSSports』の取材に答えたエクレストン。「サーキットは素晴らしいものになると理解している。われわれが願ったすべてのことが含まれており、われわれは大満足だ。オリンピックとF1にとって、まさに一流の施設を建設しようとしてくれている」とも述べた。

プーチン首相の説明によると、2014年冬季オリンピックで用いられたインフラは毎年開催されるF1にも転用されるとのこと。2002年にはモスクワでF1を開催するというプランが破談に終わったこともあり、最終的にF1というスポーツをロシアに持ち込むことができるということに満足しているようだ。

「F1は最高級のモータースポーツというだけでなく、自動車産業の成功を表現したものでもある。われわれにとっては、2014年のオリンピックに向けて建設した施設を有効活用することができるわけなので、重要なイベントになる」とプーチン首相はコメントした。

報道によると、2014年から2019年まで結ばれた今回の6年契約のほかに、2024年まで延長する5年のオプションも存在する模様。地元の経済紙『Kommersant(コメルサント)』の試算では、ソチのサーキット建設には2億ドル(約162億4,000万円)の資金が必要になるらしい。

ロシアGPの開催契約が正式に締結されたことは、F1初のロシア人ドライバーであるヴィタリー・ペトロフ(ルノー)にとってはいいニュースになるはずだ。ロシア政府や企業から多大なる支援を受けるペトロフは現在、2011年以降のルノー残留にむけて交渉を行っているとされる。

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