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悲観的になるマクラーレン勢

Jim
2010年10月12日 « 調査が進む韓国サーキット | 韓国インターナショナルサーキットをFIAが承認 »
タイトルは2人脱落の三つどもえの戦いに? © Getty Images
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2010年シーズンに残るレースは3戦となり、マクラーレンの選手権制覇に向けた言葉は曲がり角を迎えているようだ。

鈴鹿での熱戦を終えて、ルイス・ハミルトンとジェンソン・バトンはチャンピオンシップリーダーのマーク・ウェバー(レッドブル)にそれぞれ28ポイント、31ポイントの差をつけられており、ハミルトンは11月の最終戦アブダビGPまで連勝を決めたとしてもチャンピオンには届かないかもしれないと認め始めている。

予選前にギアボックストラブルに見舞われ、ペナルティを受けて新たなギアボックスを搭載したものの、レース中にも2回目のギアボックストラブルを抱えるという悪夢の週末を過ごしたハミルトンは「表彰台じゃダメだろう」とコメント。

日本では耳の感染症にも悩まされていたハミルトンは「他の人が問題を抱えれば優勝が生きてくるだろう。でも、レッドブルがすべてのレースを完走すれば楽勝だと思う」とも話している。

チームメイトのバトンも日本GP終了後には王座死守に悲観的だった。

「いくつか良い改良を持ち込む韓国で調子を上げてレッドブルに近づけなきゃ、ほぼ不可能。レッドブルのクラッシュや信頼性のトラブルを願ったりすることなく、彼らに挑めるマシンを用意できると思いたい。でも、彼らがここ(鈴鹿)で見せたようなペースを持ち合わせていたら彼らの楽勝だと思う」

獲得ポイントでは日本GPでポール・トゥ・ウインを達成したセバスチャン・ベッテルに並ばれたものの、ウェバーに一番近い位置につけるのはフェラーリのフェルナンド・アロンソ。

マクラーレン勢とは違い、アロンソはまだフェラーリでの初タイトル獲得に自信を見せており、「今年のチャンピオンシップでこの先訪れるサーキットの中では今回(鈴鹿)が自分たちにとってはワーストだと思っている」と語り、『La Stampa(ラ・スタンパ)』には「世界チャンピオンになるには、あと1勝と2回の表彰台が必要」とも語った。

チームメイトのウェバーがタイトルに近づいていることを認めながら、ベッテルもまた自身のチャンスに笑顔を見せ、ドイツの『Auto Motor Und Sport(アウトモートア・ウント・シュポルト)』にこう明かしている。

「もちろん彼の14点のリードはアドバンテージだ。もし彼がもう一度勝てば僕たち全員にとって難しくなる。だけど、まだ何が起きるか分からない」

さらに、鈴鹿の圧勝で自信を高めるベッテルは『Bild(ビルド)』に対して次のようにコメントした。

「横柄に聞こえないといいんだけど、僕は(日本GPで)常にマーク(ウェバー)をコントロールしていたと言えると思う。ずっと彼のことが見えていたんだ。彼は1秒か2、3秒後方にいた。彼が近づいてくるたびに、僕は少しペースを上げた」

「問題ないと思うよ。次の3戦で勝てばすべてうまくいくはず。だから、それが僕の目標だね」

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